車を長年使用していると、座席のシート部分が劣化してきますよね。
僕の場合は、レザーのシートがボロボロになってしまいましたがなんとか自分で補修することにしました。
この記事では、自分で車のレザーシートを補修する方法について解説しています。
車のレザーシートが劣化する理由
まずこちらの画像なんですが、私が乗っていた車(レガシー)の運転席側のシートの写真になります。
約10年ほど乗っていたということもあって、ドア側のレザーシートがボロボロになってしまいました(泣)
結構劣化に関しては、この状態になる前から確認できたのですが「補修しようかなあ、どうしようか」と放置してしまった結果、かなりの被害となってしまいました。
どうして、このように劣化するのかというと
- 乗り降りする際に、体重がシートに乗ってしまうことでこすれるため
- 特にドア付近は劣化しやすい
- 明るい色だと黄ばみや黒ずみが目立つ
ということらしいです。
定期的にメンテナンスをしていてもレザータイプのシートは表面の擦れやヒビ割れなどが起こってしまうようなのでメンテナンスは大事ですね!
シートの張替えの相場はいくら?
先程の画像のように劣化してしまった場合、業者さんに依頼するということを考える方も多いかと思います。
実際どのくらい掛かるのだろうと思って調べてみるとシートの取替で
が一般的なのだそうです!
※提示している値段はサイトやお店によって異なりますしシートの素材などもあるので一概には言えません。
ヘッドレストや背もたれやサイドと部分的に、張り替えるタイプのお店もあるので事前に見積をとっておく必要がありそうですね。
これだったら、自分で補修するいわゆるDIYを試してみたほうが安いのだろうなあというのが正直なところだと思います。
実は、レザーシートの補修自体は補修キットというのがあるので結構安価にできるんですよね。
ですので今回は自分で施工してみることにしました!
車のレザーシートを自分で補修する方法!
- レザー補修シート
- 布切れ
- ハサミ(カッターでもOK)
- 裁縫セット
補修する作業は、特に調べたわけではなかったのですが、ネットを検索してみると、「補修シート」という商品があることがわかりました。
シールタイプのようだったので、購入してペタっと貼るだけで完了のようですね。
貼るだけでもいいとは思いますが、劣化部分がほつれたり触った感じが気になりそうだったので縫うことにしました。
車のレザーシートを自分で補修するやり方を画像で解説
手順1:ほつれ部分を切り取る
まずは、さきほどのほつれのある部分を全部切り落としてキレイにします。
レザー部分の白い糸やボロボロになっている箇所を取り除きます。
私の場合はハサミを使用し、ざっくり切り落としています。
手順2:布切れを裏に仕込む
次に、縫い付けるためになんでもいいので布切れをシートとスポンジの間に仕込みます。
僕が使用した布は、同系色の着物の切れ端を使用しています。
布は、穴よりも大きいものを用意しておき穴の大きさに合わせてカットしておきます。
手順3:布切れを縫い付ける
裁縫セットとシートの色に近い糸を使用して、縫い付けていきます。
革の素材のためかなり力がいるため、糸を差し込むときは指ではなくハサミのサイドなどを利用すると針が通りやすいです。
割と大雑把な性格のため、この状態ですと見た目が悪いですね(笑)
出来上がったのが、こちらです。
素材も硬かったのでこれが僕の限界かもしれません。
結構不格好ではありますが、この上からシートを貼るので隠れるので問題ありません。
手順4:補修シートを貼る
購入した補修シートを貼っていきます。
取り出してみると、シールタイプになっているため、穴に合わせてカットしていきます。
貼る前に一度穴に当てて確認後、貼り付けていきます。
最初の状態に比べるとかなり目立たなくなりましたし、遠目からだとわからないですね。
これがシートを貼った後の写真になるのですが縫い目などは見えなくなったと思います。
個人的には、色がほとんど同じなので全然前よりも気にならないレベルなので満足しています。
補修前後を写真で比較
これが、補修前と補修後の比較になります。
補修前ですと、黒に黄色のスポンジやボロボロの状態よりは改善されたのではないでしょうか?
今回の補修にかかった値段は、補修シートの値段だけなので500円くらいで済んでいます。
さすがに、プロのシート張替えに比べるとクオリティがだいぶ差が就いてしまいますが、最安値で20000円くらいだと思うとかなりお得に済んだと思いますね。
個人的には、思ったよりも目立たなくなり満足です。
まとめ
今回は、車のレザーシートを自分で補修する方法について書いてみました。
値段もプロに比べると安く済みましたが、見た目も割と目立たなくなりましたしよかったです。
もし参考になれたら幸いです。
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