松竹芸能を辞めた芸人一覧!脱竹する理由は事務所との関係性の問題?

お笑い芸人の事務所の中でもトップに入る松竹芸能事務所。

ここ最近では、”脱竹(だっちく)する”といって事務所を離れる方も多い事務所であることが知られています。

どうして、事務所を辞める芸人がいるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、松竹芸能事務所を辞める(脱竹)理由についてまとめてみました。

目次

松竹芸能を辞めた脱竹芸人一覧

2022年頃からネットやバラエティ番組番組などで浸透し始めた脱竹(だっちく)という用語。

意味に関して改めておさらいすると以下のとおりです。

脱竹:松竹芸能を辞めて他の事務所に移ること。

クロちゃんやキンタロー。さんなどが所属する事務所で、芸人の事務所としては名前が知られていますよね。

そんな松竹芸能を辞めて芸人さんについてまとめると以下のようになります。

脱竹年月移籍先
日本エレキテル連合2010年6月タイタン
きつね2014年4月ホリプロコム
さらば青春の光2014年4月ザ・森東
Aマッソ2016年1月ワタナベエンターテインメント
お見送り芸人しんいち2013年10月グレープカンパニー
プリンセス金魚(解散)2016年10月ワタナベエンターテインメント
シンプル2014年5月サンミュージック
黒帯2015年9月吉本興業
チョップリン2020年10月吉本興業
ペンギンズ2014年5月サンミュージック
ゆんぼだんぶ2020年3月フリー
スルメ2010年5月げんしじん事務所

こうしてみると、2010年くらいから芸人の中では松竹芸能を辞める方がいたためここ最近のことということではないことがわかります。

おそらく、ここで紹介した芸人さん以外でも離れた方もいらっしゃったのかもしれません。

では、どうしてこんなにも脱竹する芸人さんが多いかというと、給料面や考え方のすれ違いなどさまざまあることがわかりました。

松竹芸能だった芸人が脱竹した理由

芸人によって、それぞれ脱竹する理由はさまざまだったようで、主な原因としては給料面だったそうです。

最近では改善されてきているらしいのですが、一昔前は1円ももらえなかったということもウワサされていました。

【元松竹芸能】Aマッソの脱竹理由

まず、Aマッソの2人が脱竹されたのは態度が悪くてクビになったからです。

2010年4月に松竹芸能タレントスクールを経て松竹芸能所属となったAマッソは、2013年に松竹芸能を退社されています。

実は、インディーズライブを見に来ていた松竹のスタッフからスカウトをされて大阪にある松竹の養成所に入りました。

当時は、「女芸人コース」を作りたいということで1期生を集めていたようです。

しかし、ネタを作っては怒られ、作っては怒られの日々に嫌気が指して1年で大阪松竹を辞めたそうです。

その後、Aマッソの2人は、東京の松竹芸能に入って心機一転にしたかったのですが、態度が原因でクビに。

加納 まあ、単純にうちらの態度が悪かったんです。結果を出してないくせに、たまに事務所から振ってもらえるオーディションすら断ったりしてて。女芸人やからセクシーアピールじゃないけど、水着審査とかあって、うちら、絶対ムリやし(笑)。

村上 バニーガールの衣装でネタやれとか(笑)。

加納 で、「そんなん、ようやれへんわぁ」っていう態度をとり続けてたら、「もういてもらわなくて結構です」って言われて、「じゃあ出て行きます」って。

週プレ

水着審査などは確かに、芸人とはあまり関係ないかもしれませんからね。

【元松竹芸能】きつねの脱竹理由

きつねは、大阪にある桃山学院大学の2年生だった頃に大阪松竹にスカウトを受けて事務所に入りました。

2人が事務所を辞めた理由なんですが、事務所との関係があまり良くなくて事務所にもあまり顔出しをしていなかったからのようです。

大学時代は、5人組のグループで活動していたのですが、事務所から結構ダメ出しをされていたそうなんですよね。

ただ、大津さんに関しては19歳だったということもあって、態度が悪くダメ出しをされている時でもガムを噛んで聞いていたそうなんです。

注意した作家さんにも嫌われてしまったようであまり関係がよくなってしまったのだとか。

淡路さんは「芸人になれればいいし、これ以上奨学金を借りて借金増やしたくない」ということから大学を中退。

一方の大津さんは、親から「大学だけは出ておけ」ということで4年間通い卒業されています。

二人が、大阪松竹を辞めたのが大津さんが大学を卒業された頃で、卒業と同時に大阪から東京に拠点を移されてました。

大津さんは「タレント業もしたい、ドラマとかも出たい」ということでホリプロコムに2014年に所属を決意されています。

【元松竹芸能】黒帯の脱竹理由

黒帯は、2009年10月(大学4年生)の時に松竹芸能の養成所に入っています。

二人は、2015年に吉本興業に移籍するのですが、松竹芸能のライブが閉鎖的だったことが原因のようです。

実は、松竹芸能ってライブにほとんどが親戚や身内しか来ないことが多いのだとか。

結構閉鎖的で、他の事務所のライブなどでは活動することが少なく、松竹芸能のライブでしかライブができないそうです。

当然、自分たちの身内しか来ないということもあって尖ったようなネタができないということが問題となっていました。

確かに、下ネタなどはできそうにないですよね。

ただ、同じく松竹に所属していた「さらば青春の光」の2人に関しては、その頃にいち早くウチワだけのライブのやり方に違和感を感じたようで、吉本興業のライブなどにも出演されていたようです。

黒帯の二人もさらばの2人に見習って、吉本興業のライブにも出るようになった時に「これって吉本興業に所属した方がいいよね」ということに気づかれて脱竹することを決意されました。

【松竹芸能】TKOのパワハラと金銭トラブルでイメージダウン

松竹芸能といえば、コンビ芸人「TKO」も所属されていました。

しかし、コンビ揃って事務所をクビになっています。

木下さんに関しては、2020年3月15日に後輩芸人へのパワハラ問題が報じられて退社。

それから、木本さんに関しては2022年7月23日に投資トラブルで事務所をクビとなっています。

いずれも、後輩芸人が巻き込まれている事件だったのですが、事務所の看板芸人の1組でもあっただけに、事務所としてもイメージダウンだったように思います。

おそらく二人が事務所にいた頃には、色んなことがあったことが想像できますよね。

そのため、脱竹する芸人もTKOの2人がいるからということも考えられます。

現在の松竹芸能は、制度も改善されて給料面も事務所の方針も変わったとされているため、活動しやすくなっているとは思います。

脱竹した芸人さんも2010年以降が多かったのもTKOの2人がいたからかもしれませんね。

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次