車のレザーシートを自分で補修する方法!手順や費用は?合皮がおすすめ

車を長年使用していると、座席のシート部分が劣化してきますよね。

僕の場合は、レザーのシートがボロボロになってしまいましたがなんとか自分で補修することにしました。

今回は、車のレザーシート自分で補修する方法と費用や手順についてまとめていきますね。



車のレザーシートが劣化する理由は?

定期的にメンテナンスをしていてもレザータイプのシートは表面の擦れやヒビ割れなどが起こってきます。

乗り降りする際に、体重がシートに乗ってしまうことでこすれるためなんですよね。

特にドア付近が劣化しやすいですし、ホワイトなどの明るい色ですと黄ばみや黒ずみなどの汚れで目立ってきます。

車の本側シートはメンテナンスが難しい

とはいえ、劣化する前でしたら対策していれば劣化しないというわけではないんですよね。

家庭用のソファーと同じような素材だから、本革用のクリーナー保護クリームを使用すればいいだろうと思ってしまいますよね。

ですが、車の本革シートはウレタン樹脂によってコーティングされて耐久力を上げているため、家庭用のクリーナーなどではほとんど効果がなく、逆にカビや痛みの原因にもなってしまうんです。

もしメンテナンスするとすれば、掃除機や濡れた雑巾などが限界なようですしクリーナーをかけるにしてもプロに依頼した方がいいです。



シートの張替えの相場はいくら

シートの取替については、車種やプランなどによってことのなるのですが20000円から70000円の間で一般的なシートは行えるようですね。

ただし、提示している値段はサイトやお店によって異なりますしシートの素材などによってもかなり違うようです。

ヘッドレストや背もたれやサイドと部分的に、張り替えるタイプのお店もあるので事前に見積をとっておく必要がありそうですね。

愛車のレザーシートに穴が空いた

僕が乗っている車もそろそろ、10年目くらいに突入したところで運転席側のシートが劣化し始めました。

レザー部分がボロボロになって来たなあと放置していたところ、ついに穴まで空いてしまい、どうしようか迷っていました。

サイトなどで安かったらお願いしようかと検討していたのですが、万単位だったため渋ってしまいましたね。

あとどのくらい乗るかわからないですし、そんなにお金をなんとかしたいと感じたため、今よりはよくなるだろうと思い自分で補修作業をしようと思いました。

車のレザーシートを自分で補修する方法

補修する作業は、特に調べたわけではなかったのですが、ネットを検索してみると、「補修シート」という商品があることがわかりました。

シールタイプのようだったので、購入してペタっと貼るだけで完了のようですね。

貼るだけでもいいとは思いますが、劣化部分がほつれたり触った感じが気になりそうだったので縫うことにしました。

用意するもの

  • レザー補修シート
  • 布切れ
  • ハサミ(カッターでもOK)
  • 裁縫セット

合皮補修シート購入はこちら

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【手順1】ほつれ部分を切り取る

画像にあるような状態でシートが破れてしまいました。

レザー部分の白い糸やボロボロになっている箇所を取り除きます

ハサミを使用し、ざっくり切り落としてみます。

【手順2】布切れを裏に仕込む

次に、縫い付けるためになんでもいいので布切れをシートとスポンジの間に仕込みます。

僕が使用した布は、同系色の着物の切れ端を使用しています。

布は、穴よりも大きいものを用意しておき穴の大きさに合わせてカットしておきます。

【手順3】布切れを縫い付ける

裁縫セットとシートの色に近い糸を使用して、縫い付けていきます。

革の素材のためかなり力がいるため、糸を差し込むときは指ではなくハサミのサイドなどを利用すると針が通りやすいです。

割と大雑把な性格のため、この状態ですと見た目が悪いですね(笑)

素材も硬かったのでこれが僕の限界かもしれません。

出来上がったのが、こちらです。

【手順4】補修シートを貼る

購入した補修シートを貼っていきます。

取り出してみると、シールタイプになっているため、穴に合わせてカットしていきます。

貼る前に一度穴に当てて確認後、貼り付けていきます。

最初の状態に比べるとかなり目立たなくなりましたし、遠目からだとわからないですね。

【画像】補修前と補修後を比較

これが、補修前と補修後の比較になります。

補修前ですと、黒に黄色のスポンジやボロボロの状態よりは改善されたのではないでしょうか?

今回の補修にかかった値段は、補修シートの値段だけなので500円くらいで済んでいます。

さすがに、プロのシート張替えに比べるとクオリティがだいぶ差が就いてしまいますが、最安値で20000円くらいだと思うとかなりお得に済んだと思いますね。

個人的には、思ったよりも目立たなくなり満足です。

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まとめ

今回は、車のレザーシートを自分で補修する方法について書いてみました。

値段もプロに比べると安く済みましたが、見た目も割と目立たなくなりましたしよかったです。

もし参考になれたら幸いです。