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国立競技場のデザインを変更した理由は?便器みたいでダサい?

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2020年の東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムになる国立競技場が完成しました。

当初のデザインは、建築家のザハ・ハディド氏が手掛けていましたが変更となり、大成建設の隈研吾(くまけんご)さんの案に変更されましたね。

この記事では、国立競技場のデザインが変更された理由や完成した国立競技場に対する世間の反応についてまとめてみました。

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目次

国立競技場のデザインを変更した理由

東京オリンピック開催に向けて、メイン会場として新国立競技場の建設することが2012年頃から提案されていました。

デザインに関しては、2012年7月13日に日本スポーツ振興センター(JSC)と有識者会議で「新国立競技場基本構想国際デザインコンクール」が実施され46作品の応募の中からイギリスのザハ・ハディド氏の作品が選ばれました。

当初の予定では、以下のような条件をクリアするはずだったんですよね。

  • 完成予定:2018年度
  • 収容人数:8万人規模
  • 面積:約29万平方メートル
  • 総工事費:約1,300億円程度
  • その他条件:2019年9月のラグビーW杯の会場使用に間に合うこと

ところが、2013年に参院予算委員会で、国立競技場の総工費について試算したところ3,000億円に達することが明らかになり2015年6月に現行のデザインの建設費の積算のやり直しが言い渡されました。

※その後の調査によると3000億円ではなく2,520億円であることが明らかになりました。

また、デザイン通りで進めると駅を潰さなければいけないという話も浮上していたようですね。

この結果、予定していたラグビーワールドカップの会場は、国立競技場が間に合わないため変更されてしまいましたね。

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ザワ氏のデザインから隈研吾氏のデザインに変更

国立競技場のデザインに関しては、建築家の隈研吾さんが手掛けることになり「シンプルでコスト背苦言を掲げて収容人数8万人」を目指し2019年11月30日を予定し建設が始まりました。

「杜のスタジアム」と題して47都道府県で生まれた杉を使用した日本全国の一体感を象徴するデザインにするため、建設材料のほとんどに木材が使用されています。

スタンドはすり鉢状で3層に分かれ、およそ6万席の観客席の上には木のぬくもりを感じられるようにと設計され、長さおよそ60メートルの大きな屋根がせり出しています。

そして、2019年11月30日に国立競技場完成しました。

予算については、最終的に1529億円となっていますね。

まとめると以下の通りです。

  • 完成日:2019年11月30日
  • 収容人数:観客席6万席+車いす500席
  • 面積:6万9600平方メートル
  • 総工事費:1,529億円

結局、計画段階での遅れにより予算以外にも当初予定していた通りにはなりませんでした。

変更前のデザインに関しても、まったく違うデザインになってしまったことも指摘されていますね。

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【画像】変更前の国立競技場のデザイン

2012年に提案されたザハ・ハディド氏が手掛けたデザインについては上記のとおりです。

すごく素敵なデザインですし、これまで競技場と言えば楕円形というイメージがありましたが未来的でこれから成長していく日本のシンボル的なものになっていく気がしてワクワクしていました。

ただ、一部ではこのデザインについて『まるで自転車のヘルメットみたい』という指摘もありました。

確かに、言われてみれば自転車のヘルメットにも見えますし的を得ている表現だと思いました。

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【画像】完成した国立競技場のデザイン

その後、変更された隈研吾氏のデザインついては以下のとおりです。

すごくシンプルになり、従来あった競技場をベースにしたデザインという感じがしますね。

ただ、一部ではこのデザインについて『まるで子供用の便座みたい』という意見も多くありました。

調べて見ると幼稚園などに設定されている幼児用の便器の形にそっくりかもしれません。

上から見ると確かに似ていると思いますが、側面から見るとかなりオーラを感じるということも言われているので、実際に訪れてみないとその凄さを感じることはできないでしょう。

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