2020年2月10日にハリウッドで行われたアカデミー賞授賞式に松たか子さんが出席され話題になりました。
松たか子さんは、映画「アナと雪の女王2」の生歌を披露されたことに注目されていましたが、着用していた着物にも注目されていました。
“高麗屋(こうらいや)の総絞り(そうしぼり)“という最高級の絞り染め振り袖なのですが、地味に見えて結構、値段がすごいんですよね。
この記事では、アカデミー賞で松たか子さんが着ていた着物の値段について紹介します。
松たか子さんの着物が地味だけどすごい?
2020年2月10日に、アカデミー賞に出席された松たか子さん。
受賞席では、世界各国で映画「アナと雪の女王2」でエルサを演じた女優が集まり「Into the Unknown(イントゥ・ジ・アンノウン)」を歌い感動的でしたね。
この歌を披露される前、世界から集結したエルサ役9人がレッドカーペットに登場し、松たか子さんの着物姿が話題になっていました。
こちらが、レッドカーペットでの写真になります。
ドレスコードが大半の中、落ち着いて見える清楚な着物は地味だけど品格があって素敵ですよね。
実は松たか子さんが着用している着物なんですが、「高麗屋の総絞りではないか?」という声が上がっていました。
松がレッドカーペットを歩く際に着用していたのは、以前に家族があつらえた帯と、疋田(ひった)総絞りの着物。実家「高麗屋」の家紋、四つ花菱(はなびし)と思われる模様が付いていた。
ライブドアニュース
地味に見えるけど、実はすごい高いということなんでしょう。
松たか子さんの着物の値段はいくら?
松たか子さんの着物を拡大してみると、高麗屋さんの家紋に似た四つ花菱が描かれています。
きれいで高級そうな感じのする着物なのですが、最高級品の「総絞り」という情報が出ていました。
記事の全体を絞り染めという技法で染め上げた着物。
「絞り」とは、生地を指でつまみ、その周りを丸く糸で絞り、糸で絞った部分を塗料の入った容器につけて染める方法です。
1~2時間くらいで糸をほどくと、”シボ”と呼ばれる丸く水玉模様のような柄が現れます。
絞りは、細かいシボが集まった柄なのですが、手作業で完成までに時間がかかるため、伝統のある高級品です。
総絞りは、職人が製作期間1年~2年をかけて手作業で作成するため価格でいうと100万円以上はします。
卓球の福原愛ちゃんも2016年に結婚の記者会見で着ていましたね。
愛ちゃんの振り袖は、「藤娘きぬたや」さんの総絞りで小物なども合わせると500万円くらいだと言われています。
レンタルだけでも1日10万円はかかるようです!
やはり、総絞りとなるとかなり高いということがわかりますね。
ただ、松たか子さんの場合は「高麗屋」さんという人間国宝級の職人さんが作った着物のため、値段や相場も桁違いであることがわかりました。
高麗屋の総絞りの相場は?8桁って本当?
松たか子さんが着用されていた着物の値段は、高麗屋さんの総絞りで数千万円にもなると報道されていました。
絞りはつまんだ生地を糸でくくり絞り模様を出すため、完成するまでに非常に手間がかかる。中には数千万円になる着物もある。
スポニチ
また、松たか子さんが着ていた着物は購入されたわけではなく、「家から持ってきた」自前の品なんですよね。
松たか子さんは、ご実家が高麗屋さんであることが知られています。
そのため総絞りといえども、値段がつけられないほどの価値があるのかもしれません。
まとめ:松たか子さんの着物
松たか子さんの着物が上品ですごかったですよね。
日本を代表する立場で海外でも着ていかれるのは本当に素敵だなあと感じます。
どうやら、家から持ってきたものらしく値段が数千万円もするらしいですね。
参考になれたら幸いです。
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