バラエティ番組「笑ってこらえて」に風の谷のナウシカで登場するメーヴェが登場して話題になりました。
メーヴェといえば、1人乗りの飛行機で空を自由に飛んでいて『一度は乗ってみたい!』と思った方も多いのではないでしょうか。
八谷和彦さんという方が制作した作品なのですが、一般公開や体験などはできるのでしょうか?
この記事では、笑ってこらえてで登場したメーヴェについての動画や一般公開はされているのかまとめてみました。
【笑ってコラえて】風の谷のナウシカのメーヴェがすごい!
2020年9月2日に放送された「笑ってこらえて」にナウシカのメーヴェを本当に作ってしまった方が特集され話題になりました。
メーヴェを作ったのは、八谷和彦(やちやかずひこ)さんという日本のメディアアーティストです。
メーヴェは1人乗りのジェットグラインダーで体重50kg程度の方が乗れるように制作をスタートしたのだそうです。
八谷さんが制作したメーヴェは「M-02J」という名前で、ジェットエンジン付きで全長2.7m、幅9.6mの機体であることがわかりました。
操縦するのは、八谷さん本人でこれまでに試験飛行もされており、映像も撮影されています。
こちらになります。※音量には注意が必要です。
ナウシカと同様に、うつ伏せの状態で飛行するスタイルになっていて、上空を4分以上も飛行できるまでに成功されています。
ちなみに、メーヴェというのはドイツ語でかもめを意味するのですが、飛んでいる映像を見るとかもめが飛んでいる様子に似ていますよね。
約13年の歳月を掛けて、何度も飛行実験を繰り返しながら飛行できるまでに作り上げたのだそうです。
【笑ってコラえて】メーヴェを作った八谷和彦さんとは?
八谷さんは、九州芸術工科大学卒業後に㈱ペットワークスを設立し、電子メールソフト「ポストペット」を開発されました。
ポストペットは、ピンク色のクマが特徴的なメールソフトで1997年にインターネットが普及したばかりに誕生しました。
ペットを使ったコミュニケーションツールということで大ヒットし、累計1500万枚出荷され今でも愛されています。
ちなみに、スマホ版「PostPet GO」も作っているところでリリースされるようで開発中のようですよ。
また、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」に登場する浮遊式のホバーボードも開発されていました。
機体は3号機まで作られており、1997年、1999年、2001年にそれぞれ改良されて制作されました。
こちらの動画で、エアボードの映像がアップされていました。
本来、ジェット機に搭載するジェットエンジンを小型化してボードにされていました。
エアボード制作から2年後の2003年に「こんな時代だからこそ、SFコミックのアレ、今こそ開発すべきでは?」ということでメーヴェの開発を開始したのだそうです。
【笑ってコラえて】メーヴェの一般公開や体験はできる?
夢の乗り物「M-02J」の実機に関しては、航空局の許可を1ヶ月毎に取らなければならないことなどがあるため、八谷さんしか乗るうことができないようです。
しかし、実はシミュレーターを一般公開されていたことが過去に何度かありました。
2018年で東京と佐賀で展示会を開催した際に体験ができたようです。
M−02Jフライトシミュレータ(VR版)も、実質的にメーヴェライドだしな。カイクイライドと一緒に、愛知にできるジブリパークに寄贈するか? pic.twitter.com/6ND2eWlODm
— 八谷和彦 (@hachiya) June 2, 2019
M-02J/メーヴェ、フライトシミュレータの操作解説 pic.twitter.com/s7gwvEj15F
— みーや★ #宇宙機アクセサリー (@NS944A) August 5, 2018
M-02Jフライトシミュレータ(VR立ち乗り版)はこちら。 pic.twitter.com/CEksCGVApp
— 八谷和彦 (@hachiya) June 2, 2019
当日は、八谷さんもシミュレーターのロケテストをされていたようですね。
2018年以降は一般公開のイベントなどはありませんが、もしかするとジブリパークなどに寄贈するかも?という発言もあるので体験できる施設も今後できる可能性はありますね。
まとめ:笑ってこらえてのメーヴェ
バラエティ番組「笑ってこらえて」で風の谷のナウシカで登場したメーヴェが話題になっていましたね。
八谷さんが13年を掛けて制作した夢のマシンでかなり本格的なできにびっくりしました!
一般公開されていたこともありますし、今後何かしらのイベントや施設に寄贈などもありえるかもしれませんね。
ぜひ、参考になれたら幸いです。