
北京オリンピックで日本代表の女子カーリングチーム「ロコ・ソラーレ」。
スキップを担当されている藤沢五月(ふじさわさつき)さんの手の甲には試合中にボールペンでメモが描かれているんですよね。
どんなことが描かれているのか気になった方もいらっしゃると思います。
この記事では、ロコ・ソラーレの藤沢五月さんの手の甲のメモについてまとめてみました。
【北京五輪】カーリング藤沢五月の手の甲が気になる
2022年2月4日から開催された北京オリンピック。
女子カーリングチーム「ロコ・ソラーレ」は、見事銀メダルに輝きました!
試合中に気づかれた方もいらっしゃると思うのですが、スキップの藤沢五月さんの右手には試合ごとにメモがボールペンで描かれています。
4段になっている数字のメモやメッセージのようなものが描かれていました。
【北京五輪】カーリング藤沢五月の手の甲のメモの内容
藤沢五月さんの手の甲のメモなんですが、試合ごとテーマを描くようにされているのだそうです。
「試合中に忘れないように、必ずしている」と話しており、描いていることが対戦ごとに異なるのだそうです。
ちなみに、北京オリンピックのロコ・ソラーレのスケジュールは以下のとおりです。
日付 | 対戦相手 | |
---|---|---|
第1戦● | 2月10日 | スウェーデン |
第2戦○ | 2月11日 | カナダ |
第3戦○ | 2月12日 | デンマーク |
第4戦○ | 2月12日 | ロシアROC |
第5戦○ | 2月14日 | 中国 |
第6戦● | 2月14日 | 韓国 |
第7戦● | 2月15日 | イギリス |
第8戦○ | 2月16日 | アメリカ |
第9戦● | 2月17日 | スイス |
準決勝○ | 2月18日 | スイス |
決勝● | 2月20日 | イギリス |
おそらく、同じ日付だとメモは変わらないと思うのですが、日付が変わるとメモしている内容も異なるはず。
調べてみたところ、確かに試合ごとにメモが変わっていることがわかりました。
ここからは試合ごとの藤沢五月さんの手の甲のメモについて順番に紹介します。
手の甲のメモ(2月10日):スウェーデン戦
こちらがスウェーデン戦の手の甲の画像になります。
ここで見た感じですと、数字のメモだけが描かれているよう見えますね。
おそらく、第2戦のカナダ戦の時からメッセージのメモ取るようになったのではないかと思います。
手の甲のメモ(2月11日):カナダ戦
i am a good curler.(私はいい選手だ)
I have confidence(自信がある)
カナダ戦ではこちらのメモが話題になっていました。
英語でこのように描かれています。
この大会以降も同様のメモがあるのですが、このカナダ戦から大きく気持ちが切り替わったように思えますね。
手の甲のメモ(2月12日):デンマーク、ロシアROC戦
I am a good curler(私は良いカーリング選手だ)
I have confidence!(私は自信がある)
Zoom in for the best life mantra(人生の最高のおまじないを拡大して)
デンマーク戦での画像は見つけることができなかったのですが、こちらのメモが描かれていたようです。
藤沢五月さんに取って自信(confidence)はとても大切な言葉のようですね。
追加で描かれてデンマーク戦に加えて描かれていた言葉もすごく素敵ですよね。
手の甲のメモ(2月14日):中国、韓国戦
I am a good curler.(私はいい選手だ)
I have confidence!(自信がある)
Let’s Have Fun!(楽しもう!)
2022年2月14日に行われた中国戦、韓国戦の時はこちらのメモが描かれていました。
ロコソラーレらしく楽しもうというメッセージですね。
前回の平昌でもメダルを争った韓国戦ということもあって、自信を持ってプレイしたかったことが伝わります。
手の甲のメモ(2月15日):イギリス戦
Stay Positive Support each other
(ポジティブにいこう。互いに助け合おう)
イギリス戦に関しても画像は見つけることができませんでしたが、こちらのメモが刻まれていたそうです。
手の甲のメモ(2月16日):アメリカ戦
感謝
2月16日に行われたアメリカ戦ではこちらの文字がメモられていました。
この時、日本は準決勝進出するためにどうしてもアメリカに勝つ必要があり、きっとプレッシャーもあったのでしょうが、ここまでつれてきてもらった人のためにこの言葉をメモされたのかもしれませんね。
手の甲のメモ(2月17日):スイス戦
麻里ちゃん
2月17日に行われたスイス戦では、チームの創設者の本橋麻里さんの名前が描かれていました。
麻里さんの存在がすごく大きいと話していて、麻里ちゃんがすぐそばにいる感覚でやりたと思って描かれたのだそうです。
手の甲のメモ(2月18日):スイス戦(準決勝)
BE SATSUKI★ENJOY(五月らしく楽しもう)
準決勝で再びスイス戦となった時には、このような言葉を描かれていました。
この試合ではいつも以上にロコソラーレの笑顔が多かった印象があります。
チーム全体で笑いながら声がけをされているシーンもあり、第5フレームでのビッグエンド(4点獲得)はかなり印象的でしたし、試合展開を引き寄せる1投でしたね。
手の甲のメモ(2月20日):イギリス戦(決勝)
MOVE TOGETHER(ともに動こう)
TRUST YOURSELF(自分を信じろ)
HAVE FUN(楽しもう)
最後の金メダルを掛けたイギリス戦では、このようなメッセージを描かれています。
最後まで楽しもうという気持ちがやっぱりロコソラーレらしくて感動でしたね。
まとめ:藤沢五月の手の甲のメモ
北京オリンピックでロコソラーレの藤沢五月さんの手の甲のメモが話題になっていました。
調べてみると試合ごとに描いている文字が違うことがわかりましたね。
それぞれの試合でのテーマを描かれているということもあって、すごく感慨深いなあと感じましたし、これかも応援したくなりますね!
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