
毎年8月に放送されるチャリティ番組「24時間テレビ」。
いつの頃からかパーソナリティがジャニーズに所属するタレントばかりになっているなあと感じている方もいらっしゃると思います。
実は、ジャニーズを起用するのには理由があることがわかりました。
この記事では、24時間テレビのパーソナリティがジャニーズばかり起用される理由についてまとめてみました。
【24時間テレビ】歴代のパーソナリティがジャニーズが多い

1978年から放送が続いている24時間テレビ。
萩本欽一さんやピンクレディなどが司会を務めていたことから始まったメインパーソナリティー枠何ですが、いつの間にかジャニーズの方がされている印象が強くなった方も多いのではないでしょうか。
実際、歴代のパーソナリティについて調べてみると2003年にTOKIOの5人から始まり、ジャニーズ事務所所属のアイドルがメインパーソナリティーをされるようになりました。
こちらが歴代のパーソナリティの一覧になります。
1978年 | ピンクレディー |
---|---|
1979年 | 徳光和夫・ピンクレディー |
1980年 | 石野真子 |
1981年 | 萩本 欽一・宮崎 美子 |
1982年 | 萩本 欽一・星野 知子・岩崎 宏美 |
1983年 | 萩本 欽一・斎藤 慶子・斎藤 ゆう子 |
1984年 | 萩本 欽一 |
1985年 | 小泉 今日子 |
1986年 | 沢口 靖子 |
1987年 | 菊池 桃子 |
1988年 | 後藤 久美子 |
1989年 | 南野 陽子 |
1990年 | 宮沢 りえ・南野 陽子 |
1991年 | アグネス・チャン |
1992年 | ダウンタウン |
1993年 | 赤井 英和・裕木 奈江 |
1994年 | 牧瀬 里穂 |
1995年 | 鈴木 杏樹 |
1996年 | 瀬戸 朝香 |
1997年 | 飯島 直子 |
1998年 | 広末 涼子 |
1999年 | SPEED |
2000年 | RIKACO、藤井 隆 |
2001年 | モーニング娘。 |
2002年 | モーニング娘。 |
2003年 | TOKIO |
2004年 | 嵐 |
2005年 | 草彅 剛、香取 慎吾 |
2006年 | KAT-TUN |
2007年 | タッキー&翼 |
2008年 | 嵐 |
2009年 | NEWS |
2010年 | TOKIO |
2011年 | 関ジャニ∞ |
2012年 | 嵐 |
2013年 | 嵐 |
2014年 | 関ジャニ∞ |
2015年 | V6、Hey! Say! JUMP |
2016年 | NEWS |
2017年 | 嵐、KAT-TUN、NEWS |
2018年 | Sexy Zone |
2019年 | 嵐 |
2020年 | V6、NEWS、Kis-My-Ft2、ジャニーズWEST、King & Prince |
2021年 | King & Prince |
2022年 | 嵐、KAT-TUN、Hey! Say! JUMP、Sexy Zone |
こうして一覧にしてみてわかるように、2003年以降はジャニーズしかパーソナリティを務めていないんですよね。
2022年で45回を迎えるのですが、約半分の20回はジャニーズ事務所の方になっています。
【24時間テレビ=ジャニーズの看板番組】という感じを持たれている方も多くいらっしゃると思います。
では、どうしてこうもジャニーズばかりがメインパーソナリティーとして採用されるかというと大きく分けて3つの理由が存在することがわかりました。
【24時間テレビ】ジャニーズばかり起用される理由
ジャニーズ事務所のアイドルが24時間テレビのパーソナリティに採用されるのにはいくつか理由があると思います。
実際データと照らし合わせてみるとジャニーズが採用されてから伸びていることもあります。
ここからは、実際のデータなどからジャニーズが採用される理由3つについて紹介しますね。
ジャニーズの理由1:視聴率が見込めるから
まず1つ目の理由は、視聴率が見込めるからです。
これまでの24時間テレビの平均視聴率について出してみたのですが、1978年~2021年までの平均は14.4%であることがわかりました。
ただ、80年代から90年代についてみていくと、かなり視聴率が低く10%を切ることもよくあることでした。
1980年:10.8%
1981年:11.3%
1982年:8.2%
1983年:10.5%
1984年:8%
1985年:10.7%
1986年:8.9%
1987年:7.7%
1988年:7.8%
1989年:11.6%
1990年:8.5%
1991年:6.6%
1992年:17.2%
1993年:15.9%
1994年:14.7%
1995年:16.9%
1996年:14.1%
1997年:15.5%
1998年:18.6%
1999年:13.9%
2000年:14.7%
こうして一覧で見ていくとテレビ離れもあるのですが、やっぱりメインの司会者の存在も影響しているように思えます。
2000年以降に関しては、モーニング娘を起用された2001年に24.7%という歴代最大視聴率の記録を出すほどでした。
このことが影響してなのか、その翌年もモーニング娘がメインパーソナリティーとして採用されています。
そして2003年に突入後はジャニーズオンリーの流れとなっており、10%を切ることは全くなくなりました。
つまり、視聴率のキーはジャニーズなどのアイドルということになるのではないでしょうか。
ジャニーズの理由2:老若男女から指示が得られる
視聴率のことも関係していますが、そもそもジャニーズが視聴率が高くなるのは老若男女問わずファンが多いからということが言えます。
70代、80代でもファンが多い理由として孫がジャニーズ好きということで影響を受けて好きになる方が増えたと言われています。
ジャニーズファンはもちろん、視聴される方が多いと思いますが、お年寄り世代の方の方が圧倒的にテレビの視聴が多い枠ではありますよね。
そのため、ジャニーズが出るということで視聴される方が増えることが見込めるからということが言えます。
ジャニーズの理由3:グループで数が多いから華やか
それから、ジャニーズと言えばメンバーが5人から10人くらいとグループの人数が多いことも関係しているように思えます。
視聴率が悪かった90年代は、メインパーソナリティーが1人ということもよくありましたよね。
ですが、人数が多くなれば多いほど、「○○派」「○○くん推し」といった方の視聴率も見込めるため、視聴率の絶対数が多くなると思います。
また、人数が多いことによってのパフォーマンスが華やかに見えることだったり、最近だとTシャツのデザインも増えたことでよりいっそう華やかな印象がありますよね。
グッズの売れ行きも見込めますし、「○○くんのカラーのシャツ」ということで購入される方も増えるからかもしれません。
まとめ:24時間テレビがジャニーズを採用する理由
毎年恒例の24時間テレビで、メインパーソナリティーがジャニーズが多い理由について紹介しました。
おそらく視聴率や老若男女のファンが多いことで採用されるのだと思います。
確かに、チャリティ番組ということで視聴率はかなり肝ではあると思います。
たまには違うパターンも見てみたいとは思いますが、今後もジャニーズがパーソナリティをされる流れは変わらない感じがしますね。
参考になれば幸いです。
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