
女子バレーボール選手の島村春世(しまむらはるよ)さんは、よくサポーターをされています。
左右で非対称の黒スパッツを着用されているのが気になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、バレーボール選手の島村春世さんの黒スパッツを着用されている理由について紹介します。
【バレー】島村春世のプロフィール
バレーボール女子日本代表の島村さん。
2013年4月に全日本女子メンバーに選ばれてから現在に至るまで日本代表としてオリンピックやワールドカップなどにも出場。
途中、怪我などの影響で日本代表から外されたこともあったのですが、復帰されて現在でも活躍されている選手の1人です。
そんな、島村さんなんですが、よく黒いサポーター(スパッツ)を着用されている姿をお見かけすると思います。
例えば、こちらにあるように左右非対称で右足の方が長めの設定にしてあることが気になった方も多いのではないでしょうか。
【バレー】島村春世が黒スパッツを着用してる3つの理由
島村選手が着用されちえる黒いスパッツなんですが、”ロングサポーター“と呼ばれるバレーボールのサポーターの1つになります。
主な効果は以下の通りです。
【ロングサポーターの効果】
保温、圧迫することで足の筋肉全体の動作をサポートする役割がある
とっさに床に滑り込んだ際に足の怪我の防止の役割も発揮する
つまり、筋肉や関節の負担を軽減するためということなりますね。
バレーボール選手の多くは、サーブやスパイクをする際にジャンプをされる選手も多いと思います。
調べて見ると、ジャンプをすることで着地した際に普段の10倍以上も体に負担が掛かるとも言われていることがわかりました。
レシーブをする際に床と擦れてしまうこともあったり、足を駆使しすぎてじん帯を炎症を起こす選手も多いんですよね。
島村選手がどうして左右非対称にしているのかは、特に理由は明らかになっていませんが、おそらく以下に紹介する3つの理由が考えられると思います。
島村春世が黒スパッツの理由1:床との擦れ防止
島村さんのプレイスタイルを見てみると床ギリギリのボールをレシーブしている写真も見つけることができました。
上記の写真を見る限り、サポーターが無ければ右足の前モモがかなり擦れてしまいますよね。
バレーボールのコートなんですが、タラフレックスと呼ばれる塩ビの床材が使用されています。
メンテナンスの良さやコスト、耐久性、選手のケガ防止のために使用されることが多い一方でグリップ力も高い素材なんですよね。
グリップ力が高いことで足への負担が軽減されるのですが、床と肌との擦れはどうしても高くなってしまいます。
そのため擦れ防止のためにサポーターをされる方も多いようです。
島村春世が黒スパッツの理由2:ジャンプの蹴り足は左だから
島村選手は、サーブやスパイクを打つ際に左足で地面を蹴ってボールを打ちます。
そのため、上記の写真のように若干左足の方が発達していることがわかりますよね。
どうしても右利きの人は、左足で蹴った方がスパイクを打ちやすいからだと思いますが、このことが左右非対称のサポーターとなっているということに関係しているように思えました。
右足首の方が細いということで、同じサイズのサポーターが着用できないということなのかもしれません。
主に滑り込む用に右足は長めにされているということなのかもですね。
島村春世が黒スパッツの理由3:腰の手術をしてる
島村さんは、2016年に行われたリオオリンピックの後に、腰の手術を受けています。
そのことが原因で、日本代表から外れたこともあって懸命なリハビリの末に復帰されています。
腰痛に苦しみ、日本代表からも外れ、痛みから満足なプレーもできず先も見えない。このまま辞めようか、と引退もちらついたが手術、リハビリを経て本格復帰を果たした
引用元:Yahooニュース
床の材質が優れているとはいえ、ジャンプなどを頻繁に行うと怪我はつきものだと思います。
バレーボール選手の中でも体格に恵まれているということから、ケガ防止のためにサポーターを着用されているということなのでしょう。
島村春世が黒スパッツを付けているのはいつから?
島村春世さんが黒スパッツを着用された時期について調べてみました。
神奈川県・川崎橋高校時代(2008~2010年)から色は違いますが、サポーターを活躍されていることがわかりました。
プロになってからは、現在の左右非対称のスタイルになったようです。
こちらの写真は、2014年に撮影されたプレミアムリーグの写真になります。
この写真以前のモノは見つけることができなかったのですが、ウワサによると2013年4月から全日本女子でデビューされた時からではないかと言われていますね。
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