
2022年12月3日に公開されて話題になった映画「スラムダンク」。
公開前情報があまりなく、声優陣が一新されたことが話題になり、あまり評判が良くなかったですよね。
見るかどうか悩まれている方も多いはず。
実際に見てきたところ、『意外にいいなあ』『むしろ良かった』と思う点がいくつかあります。
この記事では、映画「スラムダンク」についての感想をプチネタバレ込みで紹介します。
【映画】スラムダンクは評判が良くなかった2つの理由
映画スラムダンクの評判があまり良くなかったのは、おそらく2つ理由があると思います。
多くの方は、以前のアニメの視聴者だと思うのですが昔の感じを期待していた方がほとんどだった思います。
酷評の理由1:声優が一新されたこと
まず1つ目は、声優陣が全員一新されたこと。
桜木花道:草尾毅 → 木村昴
宮城リョータ:塩屋翼 → 仲村宗悟
三井寿:置鮎龍太郎 → 笠間淳
流川楓:緑川光 → 神尾晋一郎
赤木剛憲:梁田清之 → 三宅健太
アニメ版の放送が1993年ということもあって、声優陣は新しくせざろう得なかったと思います。
なぜなら、赤木さんの声優をされていた梁田清之さんが公開前に亡くなっていて体力的に厳しかったことがうかがえるからです。
特に、木村昴さんの声はどうしてもジャイアンにしか聞こえないということも言われていました。
映画を視聴した感じですと、その件に関しては見ていてやっぱりかと気になりました。
ただし、他のキャラクターに関してはほとんど違和感はありませんでした!
むしろ合ってる感じがしますし、作品にのめり込んでいくうちに桜木の声も気にならなくなります。
酷評の理由2:CGの感じが安っぽい?
2つ目は、CGの感じが受け付けないということです。
公開前に配信されたPVを見ると、確かにCGが変に見えたかもしれません。
よく上記の画像が話題になるのですが「色鉛筆で描いたのか?」と思った方もいらっしゃったようで、あまり評判がよくありませんでした。
確かに、宣伝の仕方が悪かったのか私も見る前はCGにそんなに期待はしていませんでした。
ただし、この悩みも実際に映画を見ると「このCG良かったなあ」と考えたが変わりました。
【映画】スラムダンクの感想・プチネタバレ|酷評の割によかった!
ここからは、個人的に良かったなあと思ったことについてまとめていきます。
見る前と見た後では、映画ってわからないもので「意外と良かった」と思えたことがあります。
良かった点:主人公がリョータ
今回の映画の主人公は、宮城リョータでした。
アニメ版では、桜木花道が成長していったりメンバーに気持ちの切り替えるキーマンとして描かれていましたよね。
正直なところ、アニメ版を視聴したことがありましたが、当時はリョータのことについてはあまりいい印象が残っていませんでした。
映画版ではリョータの幼少期からの生い立ちが描かれており、兄・ソウタとのエピソードが山王戦の合間で過去の思い出を回想するシーンとして盛り込まれていました。
漫画版ではあったかどうかはわかりませんが、リョータの生い立ちを知って感動してしまいます。
詳しくは取り上げませんが、かなり感動する内容でした。
良かった点:ホントの試合を見てる感じだった
スラムダンクの映画で酷評の1つだったCGなんですが、かなり良かったと感じます。
PVではちょっと安っぽい感じで描かれていて、映画館で見るとCGっぽい独特の動きではあったのは確かです。
ですが、CGだからこそコートの広さだったり時間の流れ方が本当の試合を見ている感じで、いろんな角度から選手の映像を見れていて作品に没頭しやすかったです。
例えば、こちら93年のアニメ版の1シーンなんですが
「これだとコート広すぎじゃない?」って感じ今見ると受け付けないのですが、CG版だとそんな感じではないんですよね。
昔のアニメ特有の会話のシーンと同時に走るシーンってあると思うんですけど、CG版だとサクサクとストーリーが進む感じが見てて爽快です。
選手の近くからの映像だけでなく、ギャラリーからの見ている感じのシーンも描かれていて、アニメ版だとわからなかった主人公以外にポジション配置も見ていてわかりやすかっったなあと感じました。
良かった点:あの名台詞も出ていた
スラムダンクと言えば、名言って何個かありますよね。
その中でも最も有名なあのセリフが聞けたのは結構よかったです。
この台詞を聞くために見ているようなものですからね。
それから、安西先生のCGに関してはアゴのポヨンポヨンのところがよりこだわりがあったような感じがしました。
選手だけでなく安西先生にもちょっと注目してみてほしいなあと思いますね!