WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)のマウンドで選手たちの間で胡椒(こしょう)を挽くようなポーズが話題になっていました。

SNS上で「あの雑巾を絞るようなポーズって何?」「コショウのミルをゴリゴリするポーズ何?」ということがつぶやかれていました。

この記事では、WBCでコショウを引くようなポーズについて由来を調査してみました。



【WBC】胡椒を挽くポーズは何?

3月6日から開幕したWBC。

大谷翔平選手や村上宗隆選手など有力選手が登場するなか、SNSで話題になったのがコショウを引くようなこちらのポーズ。

腕を上下に合わせてグリグリするようなジェスチャーをしていますよね。

こちらのポーズなんですが、「ペッパーミルパフォーマンス」「ペッパーグライダーポーズ」と呼ばれています

コショウをグラインド(grind)するような仕草が由来で、

「Grind」=こつこつ粘り抜く

という意味が込められているそうです。

実はこのパフォーマンスは2022年のシーズンにカージナルスで大流行したポーズでヌートバー選手が行ったことが発端でした。



【WBC】胡椒を挽くポーズの発端はヌートバー選手だった

ファンの間では「タツジ」「たっちゃん」の愛称で親しまれているタツジ・ヌートバー選手。

ペッパーミルポーズはヌートバー選手が作ったポーズdした。

ムードメーカーの彼がカージナルスで流行らせるために作ったパフォーマンスで、コショウを挽く時の仕草を模したものなのだそうです。

ヌードバー選手曰く、「Grinding it out(歯を食いしばってやり抜く)」でコショウを挽く「pepper grinde(ペッパーグラインド)」を結びつけた誕生したポーズなのだとか。

大谷翔平さんからも『何かやってくれたら俺もやる』ということでWBCの選手の間でも流行しているようです。

ヌードバー選手がこのポーズをするようになって、2022年9月頃にはカージナルスのベンチに本物のペッパーミルが2つ置かれるようにもなったそうですよ。

野球選手の間では、ピッチャーへのリスペクトがあることから大きくガッツポーズをするようなことは控えるという風習があるようです。

そのため、ちょっと控えめだけど喜びを分かち合うためにこのようなポーズが定期的に生まれてくるのだとか。

過去には、エアーハイタッチや侍ポーズなども話題になっていたのですが、2023年はペッパーミルポーズなのでしょうね。



【WBC】ペッパーミルポーズの動画まとめ