
プロ雀士や動物王国などでムツゴロウさん。
実は指がないということをご存知でしょうか?
作家や麻雀などで使うことも多い指、実は番組の中でなくしているんですよね。
この記事では、ムツゴロウさんの指が無くなった経緯についてまとめてみました。
【画像】ムツゴロウの指がないのは本当?
ムツゴロウさんこと、畑正憲(はた まさのり)さんは右手中指の第一関節から先がありません。
中指に関しては、生まれつきではなく2000年に放送された番組「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」の収録中に無くされています。
南米のロケ中に動物保護施設に訪問したロケがあり、サーカスで虐待を受けたというライオンとコミュニケーションを取った際に右手の中指を食いちぎられてしまったようです。
このアクシデントに関しては、当時撮影していたカメラマンも気づかなかったそうで、撮影をし続けており、番組でもそのまま放送されていました。
その後、病院に急行して病院で縫い合わせたそうですが、指は見当たらないままだったそうです。
この影響からか半年後の2001年3月で「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」は放送を終了となっています。
ムツゴロウの指を無くした経緯
当時の状況について説明すると、
番組の収録のためにブラジルの動物保護施設に訪れ、オリに入っているライオンとのコミュニケーションを楽しんでいた際に、噛まれてしまいました。
サーカスで虐待を受けていたということで周囲からは「人になれていないから危ない」と注意されていました。
しかし、ムツゴロウさんは、鉄製のオリの側まで近づいたところ顔をなめたり触ったりしてきたことから「大丈夫そう」だと思ったそうです。
ライオンから心を開かれたと思い、「オマエいい子じゃないか。遊ぼう」と声を掛けたのだとか。
その時、ムツゴロウさんの後ろにいたスタッフが急に動いたからかライオンがドン!とオリに向かって突進。
その際に、ムツゴロウさんの右手の人差し指と中指と薬指が口の中に入ってしまったのだそうです。
抜こうにも抜けず、3本取られたら文字が書けなくなるということで「よし、指1本やるから勘弁しろ」ということで引き抜いたところ、中指が無くなっていたそうです。
調べると、当時の映像も残っていたりしますが、当ブログでは紹介しません。
ムツゴロウの帰国後の会見
帰国後、ムツゴロウさんは緊急会見を開き、当時の状況を説明されていました。
「けがを恐れていたら動物と付き合う資格はない。自分の不注意で、ライオンに処置しないようお願いした。動物の専門家として、こうの程度のことで大きく報道されてしまって、非常に恥ずかしいですよ」
と話していました。
動物と触れ合うことで怪我をするリスクを理解した上で、動物への処置をしないようお願いしていたのは心から動物が好きだからできたことなのでしょうね。
また、ムツゴロウさんは2023年4月5日に心筋梗塞のため病院で亡くなっています。
ご冥福をお祈りします。