
年末恒例の番組となっていたダウンタウンのガキの使いやあらへんでの特別番組「笑ってはいけない」シリーズ。
2020年の放送を最後に放送されなくなってしまったのですが、楽しみにしていた方も多いかと思います。
- どうしてやらなくなったのか?
- 復活はあるのか?
この記事では、笑ってはいけないをやらなくなった理由や復活情報などについてまとめてみました。
笑ってはいけないシリーズまとめ
回数 | 年 | タイトル |
---|---|---|
第1回 | 2003 | 絶対笑ってはいけない温泉宿一泊二日の旅 |
第2回 | 2004 | 笑ってはいけない温泉宿一泊二日の旅in湯河原 |
第3回 | 2005 | 絶対に笑ってはいけない高校 |
第4回 | 2006 | 絶対に笑ってはいけない警察24時 |
第5回 | 2007 | 絶対に笑ってはいけない病院24時 |
第6回 | 2008 | 絶対に笑ってはいけない新聞社24時 |
第7回 | 2009 | 絶対に笑ってはいけないホテルマン24時 |
第8回 | 2010 | 絶対に笑ってはいけないスパイ24時 |
第9回 | 2011 | 絶対に笑ってはいけない空港(エアポート)24時 |
第10回 | 2012 | 絶対に笑ってはいけない熱血教師24時 |
第11回 | 2013 | 絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時 |
第12回 | 2014 | 絶対に笑ってはいけない大脱獄24時 |
第13回 | 2015 | 絶対に笑ってはいけない名探偵24時 |
第14回 | 2016 | 絶対に笑ってはいけない科学博士24時 |
第15回 | 2017 | 絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時! |
第16回 | 2018 | 絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時! |
第17回 | 2019 | 絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時! |
第18回 | 2020 | 絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時! |
第19回 | 2021 | 休止 |
第20回 | 2022 | 休止 |
第21回 | 2023 | 休止 |
笑ってはいけないシリーズは、2003年に番組の罰ゲーム企画から始まったシリーズになります。
当初は、仕掛け人側と罰ゲームを受ける側に分かれていた企画だったのですが第5回の「笑ってはいけない病院」から全員参加側の形で放送されるようになりました。
視聴率も毎年高く、10%~20%と年末の特別が多い中でも高視聴率番組として長年愛されてきました。
しかし、2021年以降は放送されなくなっています。
「笑ってはいけない」をやらない理由は何?
笑ってはいけないに関しては、2021年9月20日に合田伊知郎(ごうだ いちろう)プロデューサーから「15年の節目をもって休止をする」ということが発表されました。
「メンバーの皆さんには、ゆっくりお尻を休めていただきたいと思っております」
というコメントを発表されており、コロナ禍ということもあって休止せざろう得なかったのかと思います。
やらない理由に関しては色々あるようです。
やらなくなった理由:コロナ禍でのクオリティ低下
笑ってはいけないをやらなくなったのは理由の1つは、コロナ禍でのクオリティ不足のためです。
出演者の松本人志さんはX(旧Twitter)にてこのような投稿がありました。
コロナ禍において【笑ってはいけない】の収録は難しいと去年つよく感じました。クオリティーを下げてまで番組を続けるのは楽しみにしてくれている方々に対して尻より心が痛いです。
— 松本人志 (@matsu_bouzu) September 21, 2021
2020年に放送されたGOTOラスベガスはコロナ禍での撮影だったのですが、密を避けるということでさまざまな制約を受ける中での撮影だったようです。
スタッフや関わる出演者はPCR検査を受けたり、感染防止のためにスタッフの制限や配慮の中で撮影されたということもあって演出が難しい中出撮影が行われたそうです。
この作品自体も『面白かった』という反響はあったものの、大掛かりなセットなどはやむを得ずできないこともあったように思います。
そのため例年に比べてクオリティが低下したと言われています。
やらなくなった理由:出演者の高齢化
2つ目の理由は、出演者の高齢化です。
シリーズ15年となると当初は30代だった出演者の年齢も還暦(満60歳)を迎える方もいらっしゃいます。
2023年時点でのメンバーの年齢は以下のとおりです。
浜田雅功:60歳
松本人志:60歳
山崎邦正:55歳
遠藤章造:52歳
田中直樹:52歳
ダウンタウンの2人に関しては、共に60歳ということもあって体を張る笑いは結構厳しくなったのかなあというところですよね。
笑ってはいけないの対決シリーズでは、簡単なゲームなのにイージーミスをするなどが目立つようになったことから、スタッフ側からの配慮などで休止せざろう得なかったのかもしれません。
やらなくなった理由:企画のマンネリ化
3つ目の理由は、企画のマンネリ化です。
笑ってはいけないシリーズの初期に比べると、定番化してしまった企画が多いように思いました。
引き出しネタ
蝶野ビンタ
暴露会議
対決コーナー
捕まってはいけないコーナー
上島軍団VS出川軍団の対決コーナー
謎のDVD
バス移動コーナー
驚いてはいけないコーナー
面白いコーナーで残って欲しいところもあるのですが、特に驚いてはいけないだったり捕まってはいけないなどでチャンネルを変える方も多いところはあるのかなと思います。
笑ってはいけないの初期に比べると「次に何が来るんだろう」というサプライズがないことで視聴者側にマンネリ化で面白くないと感じてしまったからかもしれません。
やらなくなった理由:BPO配慮
最後に、BPO(放送倫理・番組向上機構)への配慮です。
2021年8月下旬からバラエティ番組で「痛みを伴うことを笑いの対象にする」ことに関してあ審議入りがされるようになりました。
笑ってはいけないと言えば、お尻しばきや蝶野ビンタやタイキックなど痛みのある点が多いですよね。
ちょうど、笑ってはいけないの最後の放送後ということもあってBPOに関することで、放送が休止になってしまったのかもしれません。
笑ってはいけないの復活はあるの?
笑ってはいけないシリーズが放送されなくなった後は、後続の番組「笑って年越したい!笑う大晦日」という番組が放送されるようになりました。
ただし、視聴率が7.2%と笑ってはいけないシリーズの半分以下となっていて、つまらないと感じている視聴者も多いように思います。
ですので、復活を期待している声も多くありましたしこのまま低視聴率をたどるよりも、高視聴率が期待できる笑ってはいけないの復活はあり得るのかもしれません。
実際、笑ってはいけないシリーズに関しては「最終回」「打ち切り」などのアナウンスがなくあくまでも休止ということなので、もしかすると復活もあり得るかもしれません。