2023年3月9日から開幕しているワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。
選手の中には、目の下に黒いやつ(アイブラック)をしている方も多いですよね。
しかも試合は、午後6時以降に行われているナイター戦なのですが、果たしてどんな効果があるのでしょうか。
この記事では、野球選手の目の下の黒いやつの効果やナイター戦でも付ける理由について紹介します。
野球選手の目の下の黒いやつは何?
プロ野球でよく見かけると思うのですが、目の下にラインを入れている選手がたまにいますよね。
この”目の下の黒いやつ”は、アイブラックと呼ばれるものなんですよね。
野球だけでなくラグビーなどの屋外スポーツで使用されるもので、眩しさ(グレア)を軽減するために使用されます。
野球ではデーゲームの晴れた日などは、フライを取る時など太陽の光でボールが見えなくならないようにするために使われるんですよね。
このアイブラックには、現在2つの種類があって、塗るタイプと貼るタイプが存在します。
塗るタイプに関しては、ワセリンなどの成分が入っているため体には優しいようです。
ということは、日中に使うための商品ということになると思います。
しかし、ナイター戦(18時以降のゲーム)でも使用されることもあるのが気になった方も多いのではないでしょうか。
野球の試合で目の下の黒いやつをナイターでも付ける理由
例えば、2023年3月開幕のWBCは、ほとんどがナイター戦なんですよね。
日本では、ヌートバー選手もナイター戦なのにアイブラックを塗っていました。
他にも韓国人選手の多くの方もアイブラックを塗っているんですよね。
ではどうして、ナイター戦にもかかわらずアイブラックを塗っているかというと2つの理由が存在します。
ドームのLED証明が眩しい
1つ目の理由は、ドームのLED証明、LEDのバックスクリーンが眩しいからです。
写真で見るとちょっと体感できないのですが、かなりの球場自体が明るいことがわかりますよね。
実は東京ドームなんですが、2021年12月~2022年2月の間に大規模なリニューアルをしているんですよね。
場内の証明をLEDにしてLED器具を650台のDMX連動というシステムを採用されています。
かなり派手な演出が可能となっており、お客さんとしては楽しめると思います。
しかし、バッター側からするとバックスクリーンに向かって立っているので、もろに証明を受けてしまいます。
こちらは、電気を落とした状態のスクリーンの様子なのですが、こうしてみるとかなり明るく内野の手前まで見えることがわかります。
つまり、デーゲームと同じように光対策をする必要があるために、アイブラックを使っているのでしょう。
アイブラックを使っている主な選手は、日本以外の拠点で活躍されている選手なので、環境が日本の方がまぶしすぎるのかもしれませんね。
デイゲームと同じ状況でプレイするため
2つ目の理由は、デーゲームと同じ環境でプレイしたいという選手側の都合です。
選手の中には、アイブラックを付けることをルーティンのようにしている選手もいらっしゃるようです。
気持ちを作るために塗ったり、気合を入れるためだったり、おしゃれのために塗るということもあるようです。
国の文化によってさまざまなのですが、形が決まっていないのがちょっとかっこいいかもしれません。
派手に塗りたくったり、文字を書いたり意味不明な◯✕をつけたりと色々あることがわかりました。
選手によっては他の選手のいたずら書きでやられてしまったというパターンもあるようなので、おしゃれなのか?いたずらなのかはさまざまあるようです。
色々自由に使っていて、どうして付けているのか知ると選手に好感を持てるかもれしれません
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