2024年8月のお盆明け頃から広まっている米不足騒動。
ウワサによるとお米自体の生産は、例年と変わらないのにどうしてお米が買えなくなったのか気になった方もいらっしゃるかと思います。
誰のせいで米騒動になったのでしょうか?
この記事では、米不足(2024)になった本当の理由や誰のせいなのか調査してみました。
米不足(2024年)に無くなってるのは本当?
米不足に関しては、2024年8月中旬頃から、ニュース番組などでも報じられています。
SNSでも「お米が買えない」「買えたけど値段が上がってる」などの声も上がっており、場所によっては棚から商品が消えている場所もあるようです。
米買えない人って今何食べてるの?
— くまお@キャッスル企画担当 (@playlandcastle) August 17, 2024
パン? pic.twitter.com/rOBIIvxfSG
米買えない🥺#米ショック #米不足 pic.twitter.com/5x6srnNYVr
— ジャムP (@GemStoneEnter) August 13, 2024
あくまでもウワサですが、地域によっては購入できる場所もあって購入できない地域に郵送している方もいらっしゃることがわかりました。
お米買えないってやっぱり本当らしいけど、なんで?
米不足(2024年)の原因は?生産量は例年通り
米不足の理由として考えられるのは以下の4つになります。
- 8月8日に発生した宮崎県沖の地震の影響
- 気候変動による米の収穫不足
- オーバーツーリズムの影響
お米の生産について調べてみたのですが、例年に比べて少し減っていはいるのですがいつもどおりの収穫量となっています。
お米の生産を示す作況指数(さっきょうしすう)という情報が農林水産省で確認できるのですが平年並みの101となっていました。
以下に作況指数の表示区分をまとめています。
作況指数 | |
---|---|
良 | 106以上 |
やや良 | 102~105 |
平年並み | 99~101 |
やや不足 | 95~98 |
不足 | 91~94 |
乏しい | 90以下 |
つまり、お米の生産自体はいつもどおりで生産量の問題ではないことがわかります。
また、政府には備蓄米(びちくまい)という米不足に対応するために保管しているお米が100万トンもあるんですよね。
そのため、お米が完全に無くなる状況というのはありえません。
減反政策によって値崩れしないように農林水産省が、1農家あたりの生産量を制限はしているものの例年通りであるのは間違いありません。
気温の上昇や台風などの気候変動による「収穫量や品質の低下」「作期のずれ」などによる市場への出回りも懸念されていますが、そうではないようです。
米不足(2024年)の本当の理由
米不足になった本当の理由は、「南海トラフ地震への注意喚起」が原因ではないかと考えられます。
2024年8月8日に宮崎県沖で震度6の地震が発生しました。
その際に、『お米が購入できなくなる』という情報が拡散されてしまったようです。
最も高くなる直前の8月8日には、宮崎県で震度6弱の揺れを観測し、南海トラフ地震の想定震源域で大規模地震への注意を呼びかける臨時情報が発表されていました。
NHK
つまり、地震に備えないとという人間心理によるもので、これまでよりもお米の購入が増加したということです。
購入率も1.5倍となったことで、この時期1570円で購入できたお米が倍の3380円になってしまっているようですよ。
不作によるものではなく、不安による備えが原因ではないかと思います。
まとめ
米不足の本当の理由について調査してみました。
全国的にお米の不足が問題となっていますが、生産量の減少ではなく人間心理によるもの1番の理由ではないかと思います。
南海トラフ地震で「お米が買えなくなる」というウワサが流れたことが原因ではないかと考えられます。
コメント