オリンピックなどで行われる馬術競技で、海外で開催される場合に使用する馬はどうしているのか気になった方もいらっしゃるかと思います。
- 現地でレンタルするの?
- 現地に飛行機やフェリーで運ぶの?
などいろいろ手段が考えられるわけですが、どうされているのでしょうか?
この記事では、オリンピック競技などで使用する馬についてレンタルなのか現地で運ぶのかについて調査してみました。
オリンピックの馬術の馬はどうやって運ぶ?
現地でレンタルするということをしないのは、馬術競技において馬と人と息を合わせる必要があるのでどの馬でもいいというわけではないからです。
ではどうやって運ぶのかというと以下の3つの手段になります。
- 飛行機
- フェリー
- 車
この中で言うと、飛行機と車がメインになりますね。
というのもフェリーだと馬によっては、船酔いのように苦手な馬もいるからでした。
人間と同じように知らない土地や乗り物などのストレスがあるので、できるだけストレスを感じないようにするために飛行機もしくは車が使用されます。
まずは飛行機から紹介しますね。
【画像】オリンピックの馬の輸送方法
まず自国から海外へ馬を運ぶ際は、主に飛行機が使用されます。
運び方や運搬の仕方は運搬会社によってことなるようですが、東京オリンピックの歳はエミレーツ航空さんのエミレーツスカイカーゴで、247頭も輸送されていました。
エミレーツ航空の貨物部門、エミレーツスカイカーゴは東京2020オリンピックで開催される馬術競技の出場馬247頭を輸送しています。
フライトする際には、馬だけでなく飼育員さんや水や重要な飼料なども運ぶそうです。
8回に分けて運んだそうで
- 飼育員59名
- 特別用具100トン
- 飼料や水を20トン
長いフライトになるともう少し多く荷物が増えるのかもしれません。
馬だけかと思ったけど、長いフライトだしそれくらい載せなきゃいけないのか
実際に、馬を飛行機に乗せている動画なども発見できたので載せておきますね。
運び方は運送会社によって多少異なるとは思いますが、人と同じような感じで席が設けられていて載せていることがわかります。
海外では馬を運ぶ飛行機のことを「Air Horse One」と呼ばれているそうですよ。
Air Force One(大統領専用機)から来てるんだろうししゃれてるね。
ちなみに、その後現地に到着した際には車で移動するんですよね。
馬を運ぶ車に関しては呼び名があって、馬運車(ばうんしゃ)と呼ばれていますね。
【画像】オリンピックの馬の陸上での運搬は馬運車
こちらが、馬運車の写真になりますね。
日本の競馬(JRA)でももこのような車が使用されており、競走馬を運送して運ぶ時に使用されます。
最近だと、オルフェーヴル号という車両が日本では有名のようでこのような投稿もありました。
只今、東京競馬場内・競馬博物館前(東門入ってすぐ)にて馬運車オルフェーヴル号の設置が完了しました🚛✨
— 日本馬匹輸送自動車株式会社【公式】 (@NBahitsu) June 7, 2024
明日(6/9(日))まで同所にて展示しております🐴
詳しくは弊社HPhttps://t.co/SIBwwbPhaZ
(新着ニュース)にてご確認ください。
ご来場お待ちしております😀#馬運車 #競馬 #日本馬匹 #JRA pic.twitter.com/tU4Kn9Hycn
市営バスくらいの大きさになると思うのですが、かなり大きいですね。
ちなみに馬運車の値段は、5,000万円するようですよ。
もし道で見かけても衝突事故などをしてしまうと、中に一流の馬が載せられていた場合に数億円の賠償金が請求されることもあるので、注意が必要です。
サラブレッドが乗ってたら賠償気が一生払いきれないらしいから近づかない方が懸命かも
話は変わりましたが、海外での運送では飛行機から馬運車に乗り継いで会場に行くということがわかりました。
まとめ
オリンピックなどの馬術競技で馬に関しては、現地調達でレンタルではなく飛行機で運搬することがわかりました。
馬専用の貨物というのがあり、それに飼料や水や飼育員さんとともに乗り込んで運ぶようです。
現地では馬運車を使用するなど、かなり大変運搬であることがわかりましたね。
参考になれば幸いです。
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