2024年7月27日に行われたパリオリンピックの開会式。
マリー・アントワネットやジャンヌ・ダルク、ミニオンなどさまざまな演出がある中で一際変わったキャラクターが登場して話題になりました。
SNS上では「青いおじさん」と呼ばれている方なのですがちょっと気になった方もいらっしゃるかと思います。
あの青いおじさんなんだったんだろう?
この記事では、パリオリンピックの開会式で話題になった青いおじさんについて紹介します。
【パリ五輪】開会式の青いおじさんの演出が話題
青いおじさんは、パリオリンピックの開会式で、セーヌ川沿いに掛かる橋の上での演出で登場しました。
多様性をテーマにしたドラッグクイーンの演出が行わる中で、全身青い色に塗られ花飾りをまとったというほぼ裸のおじさんが登場しています。
こちらが話題になったおじさんの動画になりますね。
左派のプロパガンダは広めたいのかドン引きさせたいのかよくわからない。青いおじさんなんかネットミームにしてくれと言わんばかり。
— プーやん (@tmd8964) July 27, 2024
活動家が選挙で踊ったりそこら中にステッカー貼ったりしてた都知事選が可愛く見えるな。
pic.twitter.com/CPnkyQHN6y
不思議な演出ですよね。
これって一体誰かというと、アーティストの方であることがわかりました。
【パリ五輪】開会式の青いおじさんは誰?
フィリップ・カトリーヌ
本名:フィリップ・ブランチャード
英語:Phillipe Blanchad
生年月日:1968年12月8日
出身:フランス・シャントネー
職業:シンガーソングライター、俳優、映画監督
【楽曲】
1992年:Les marriage chinois
1995年:L’Education anglaise
1996年:Mes mauvaises frequentations
アーティストのフィリップカトリーヌさんです。
日本でもデビューしており、1995年にリリースした『エデュカション・アングレーズ(L’Education anglaise)』で2.5万枚の大ヒットを記録しました。
1990年代にシンガーソングライターとして活躍に成功し、その後俳優としても作品に出演されています。
- 2011年公開:ゲンスブールの女たち
- 2017年公開:レット・ザ・サンシャイン・イン
- 2019年公開:シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢
- 2019年公開:アヴリルと奇妙な世界
つまり俳優さんであることがわかりますね。
ではそんなフィリップカトリーヌさんが演じていた青いおじさんとは一体誰なのでしょうか?
青いおじさんの正体はディオニュソス
あの青いおじさんの正体は、ギリシャ神話に登場するディオニューソスという人物になります。
ゼウスとテーバイの王女セメレーの子で、オリュンポス十二神の一柱に数えられることもありました。
The interpretation of the Greek God Dionysus makes us aware of the absurdity of violence between human beings. #Paris2024 #OpeningCeremony pic.twitter.com/FBlQNNUmvV
— The Olympic Games (@Olympics) July 26, 2024
特段青いキャラクターということではないのですが、おそらくワインの神ということで青いペイントを施したということなのかもしれません。
青いおじさんって神だったのか
IOCが青塗り男演出を謝罪
2024年7月28日にパリオリンピックのう広報責任者のアンヌ・デキャンプ氏が公式に青塗り男演出について謝罪をしていました。
謝罪した内容は以下のとおりです。
私たちにはいかなる宗教団体や特定の信念を軽視する意図はない。あれは寛容さと交わりを示すものだった。もしも、開会式で傷ついた人々がいるのなら本当に申し訳ない
CoCoKARA
結局謝罪することになったのか。さすがにほぼ裸だし宗教的にアウトだったんだろうね。
まとめ
パリオリンピックで話題になった青いおじさんは、神であることがわかりました。
演じていたのは、フィリップカトリーヌさんというシンガーソングライターと俳優をされている方のようです。
面白い演出ですし、まるでアラジンに出てくるジーニーのようでしたね。
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