スーパーや洋服屋さんなど、セルフレジが多く普及してきましたよね。
中には、財布の中にある小銭も整理するという方もいるのですが、エラーやトラブルなどが起こることもあるようです。
果たしてセルフレジで小銭を使用する際に何枚まで投入することができるのでしょうか。
この記事では、セルフレジの小銭使用の限界について調査してみます。
セルフレジの小銭をまとめるテクニックがすごい
セルフレジが普及したことで、少量の買い物なら対人レジの行列に並ばなくて済むので便利さを感じる方も多いのではないでしょうか。
ただ、買い物が便利になっただけではなくTwitterでは”小銭をまとめるテクニック“という投稿も拡散されており話題になっていましたね。
内容は、財布の中にある小銭を全部投入して足りない分のお札を投入するという方法でした。
投入した小銭が戻ってくる際に、1円玉5枚が5円玉1枚になって戻ってきたりすると財布が膨らまずに済むというものです。
財布にある小銭をすべて投入し、それで足りない場合は紙幣を入れると会計が早く終るというのだ。
さらに、投入した小銭がお釣りとして戻ってくる際、例えば10円玉5枚が50円玉1枚になって返ってくることもあるといい、財布を軽くすることができるという。一石二鳥のテクニックだ。
引用元:https://news.livedoor.com/
確かに一見便利なのですが、投入した小銭によるトラブルも発生するということで問題になっていることがわかりました。
セルフレジの小銭投入には限界がある
小銭をまとめるテクニックとしてはすごいですよね。
ただ、中にはこのテクニックを拡大解釈する方もいるようで100枚以上の硬貨を投入される方もいることがわかりました。
たまりに溜まった小銭を片付けるのに、スーパーのセルフレジに投入するという素晴らしい解決方法を知った。実践してみたら‥機械の小銭庫が満杯になるというエラーが発生して、再起動時にこの機械がWindowsXPで動いていることを知ってしまった。 pic.twitter.com/dAx5DyoYHb
— つがたく (@tsugataku) October 28, 2019
ちなみに私自身もレジを通して買い物をする際に大量の硬貨を投入したときがありまして、1円と10円を合わせて50枚くらい投入したのですが特にエラーにはなかった経験があります。
ですので、基本的には大量投入してもならないと思います。(バケツいっぱいなどは駄目だとは思いますが)
セルフレジだからとはいえ、投入口に大量に小銭を投入すると詰まってしまいます。
会計をスムーズに行うために設置されているのに、エラーを解消するために5分も待たされるのであれば本末転倒となってしまいますね。
通常のレジ会計でも硬貨は20枚以上になると受け取り拒否ができるので、セルフレジにもある程度限界があるということがわかります。
※ちなみに、20枚というのは小銭全部合わせてではなく、五百円、百円、五十円、十円、五円、一円それぞれが20枚以下だそうです。
例えば6480円の支払いを「五百円玉12枚と、百円玉4枚、十円玉8枚で合わせて24枚」で行うとする。
「小銭は20枚まで」と勘違いしていると「これでは受け取ってくれないな」と頭を抱えることになるが、実際には受け取り側は受け取りを拒否できない。
五百円玉、百円玉、十円玉それぞれが一度の取引で20枚以下に収まっているので法貨として通用しているからだ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp
セルフレジで小銭の使用の限度は?何枚まで?
セルフレジの小銭には、収容容量がありメーカーにもよりますが各金種100~170枚までということがわかりました。
例えば、「株式会社バルバローグ」さんのセルフレジの収容容量は以下のようになっています。
500円 | 110枚 |
---|---|
100円 | 170枚 |
50円 | 160枚 |
10円 | 170枚 |
5円 | 160枚 |
1円 | 170枚 |
お店によって最初に入れておく金額も違うでしょうし、小銭での支払いが続くことだって考えられます。
そのため、すぐにいっぱいになることもよくあることもわかりました。
機種によっては、内部処理で別のところに流れていくという製品もあるようです。
ただ、1回の会計で大量に小銭を投入されてしまってはお店の店員さんだけでなく、会計待ちのお客さんにも迷惑を掛けてしまいますよね。
では、大量の小銭はどうやって処理するのがいいのでしょうか。
大量の小銭を手数料無しで両替する方法
もし、貯金箱などに大量に小銭があるのであれば銀行や郵便局などの口座に入金するのがおすすめです。
銀行などに持っていって両替を窓口でお願いすると1枚から500枚までで540円、1000枚だと1080円の手数料がかかってしまいます。
せっかく貯金して来たのにお金が減ってしまってはもったいないですよね。
そこで、硬貨を扱えるATMに限るのですが自分の口座に入金してから預金を引き出せば両替ができるんですよね。
※ただし、硬貨が汚れていたり劣化している場合はエラーを起こすことがあるので注意が必要です。
「ATMでも両替できるのかな?」と思う人もいるかもしれませんが、ATMには厳密には両替機能がありません。ただ、硬貨で入金して紙幣で出金すれば、入出金の機能だけで両替に代わる作業が可能です。
引用元:https://fuelle.jp/
セルフレジでの小銭大量投入についての世間の反応
「セルフレジで手間取るくらいなら財布の小銭全部入れたら楽やんけ!」って思い付いた人、数百枚も小銭や異物を財布に溜め込むような異常者が世の中にいると想像できなかったってだけでバッシングの対象になっちゃったし普通に可哀想だと思う
— みながれ (@Mina_akagi) October 30, 2019
つい最近小銭を500枚以上持ってきてセルフレジ止めたクソがいるんですよ。
— レジ店員@スーパー (@kusobokumetsu) October 28, 2019
上限枚数があるのでこれ以上入りませんと断ったら「じゃあ小銭出せば良いじゃないか」と。
「お客様の精算が終わらないと出せませんよ💢💢💢」と怒ってしまった。
本当に迷惑なんです。やめて下さい。
「スーパーのセルフレジで、財布の中の小銭を全部投入するライフハック」が紹介され、話題になっていますが、イオンさんのセルフレジとセミセルフレジの全部の機械に「小銭投入は20枚まで。レジ休止の原因となります」という注意書きが掲出されました。 #イオン #セルフレジ #ライフハック pic.twitter.com/uuqHp3InRP
— Ichikawa Tamotsu (@ichitamo) October 30, 2019
「セルフレジに小銭まとめて入れるライフハックのおかげで、真似てゴミ入れて詰まらせる人がいて困る。余計な知識広めんな」というツイートを見た。それはゴミ入れる人が悪いのであって、ライフハックのせいではないと思う。人間腹が立つと、とりあえず叩けるものをなんでも叩くんだなと思った。
— ヤギの人🐐 (@yusai00) October 30, 2019
まとめ:セルフレジの限界について
セルフレジを導入される店舗も増えてきましたが、一方で問題になっているのが大量の小銭での支払いです。
小銭を整理できて良いのですがエラーなどのトラブルの原因にもなるため、時間のロスも発生してしまいます。
大量の小銭については、レジではなく銀行などの口座に入金することで手数料なく両替ができるのでぜひ参考にしていただければと思います。
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