鳥人間コンテストの落下・放送事故まとめ!飛び降りろ発言で炎上も

1977年から始まった手作り飛行機で空を飛ぶ「鳥人間コンテスト」。

毎年、数多くの企業や大学などのサークルで作られるユニークな飛行機も話題になるのですが、放送事故も話題になることがあります。

この記事では、鳥人間コンテストで発生した放送事故について紹介します。

目次

鳥人間コンテストに放送事故はあった?

毎年放送される「鳥人間コンテスト」では、人力飛行機を作り、自分たちで空に飛ばすということが見どころですよね。

琵琶湖に設置されているプラットフォームに上がることを目標にされている企業や大学も多く、ユニークなデザインや計算された尾翼なども工夫が施されています。

しかし、同時に人力で高さ10メートルのプラットフォームから飛び出すということで危険も待ち受けているんですよね。

過去には、パイロットが落下してしまって怪我してしまったりだとか、パイロット以外の方も落下してしまったりだとかもあったりも報道されたこともありました。

現在は安全面も強化されていたり、過去の教訓から落下するというのは少なくなって来ましたが危険と隣合わせなのには変わりないですね。

では、ここからは過去にあった鳥人間コンテストの放送事故について紹介します。

鳥人間コンテストの放送事故まとめ

放送事故:落下事故

事故が起こったのは、2007年7月29日に行なわれた第31回の大会で起きました

九州工業大学のサークル「KITCUTS」で、当時パイロットをされていた女性の川畑明菜さんが落下してしまうという事故が起きました。

当時20歳の川畑さんは、載っていた機体の滑走中に左の主翼が折れてしまい離陸と同時に落下し、湖面に叩きつけられました。

この事故によって、川畑さんは「脳脊髄液減少症(のうこつずいえきげんしょうしょう)」の診断を受けました。

頭痛やめまい、耳鳴りといった症状で日常生活もままならないほどの後遺症が残り、リハビリも6年にも渡って行なわれていたようです。

『第31回鳥人間コンテスト』に出場した彼女は、人力飛行機で滑走中に左主翼が折れ曲がり約10メートルの高さから落下。その衝撃が原因で『脳脊髄液減少症』という後遺症を患うことになった。

女性自身

2013年4月には、主催していた読売テレビや所属していた九州工業大学を相手取り、裁判を起こしています。

サークル顧問、リーダーや設計責任者、制作責任者などの幹部学生らなどに、4305万8800円の支払いを求めていました。

ただし、その後、川畑さんにも問題があったということがいくつか明らかになり炎上。

  • 本番3日前にダイエット失敗で8kgオーバーだった
  • グラム単位で設計された機体を修正するのに3日は困難
  • 修正が聞かず、そのまま決行となり主翼が破損
  • 自宅の体重計が壊れていたことは知っていたが面倒で買い換えなかった
  • 後遺症で動けないはずがTwitterやブログで上京していた
  • スナックホステスの傍ら、コスプレとカラオケを楽しんでいた
  • 社会経験ゼロなのに経営コンサルタントを名乗っている

大会自体が自己責任の場であったりだとか、8kgオーバーを伝えるのが遅かったなどが明らかになり、裁判に関しては2018年8月末の和解したとのことで終わっています。

放送事故:「飛び降りろ」発言

2018年8月29日の第41回大会でも「飛び降りろ」事件ということが話題になりました。

鳥人間コンテストで過去13回の優勝経験を持っていた絶対王者と呼ばれていた社会人の大木祥資(おおきしょうじ)選手が叫んだセリフになります。

この件に関しては、プラットフォームから飛び立った時に大きく態勢を崩して飛び立ってしまい飛行機が落下してしまいました。

パイロットの方は救助されたのですが、チームメイトに向かい

「飛び降りろ!おーい、飛び降りろ!早く」

と叫んでいました。

補助員が落下したら記録に残らない

という発言で炎上。

記録0メートルで終わるよりも失格の方が、パイロットとしては名誉を傷つけないということで叫んだのだと思います。

残念ながら当時の映像は残っていません。

実は、このチームの前にプラットフォームから落下してしまったチームがいらっしゃったんですよね。

落下してしまったチームもいたということやチームメイトに怪我をさせるリスクもあるということで、炎上していたようです。

放送事故:プラットフォームから落下

先ほどと同じく、2018年大会でのこと。

首都大学東京MaPPLの補助員の方が、スタート台から落下するということありました。

実は、当時、台風12号が接近していて、天候が悪かったんですよね。

そのため、同日に行なわれたコンテストは中止となった自体もあり、滑走路が濡れていました

落ちてしまった男性も必死で止まろうとはしていたのですが、3mほど滑りプラットフォームから落下してしまっています。

わざとやったわけではなく、必死に記録を伸ばそうとした結果でしたし、落ちた生徒も大丈夫だったようです。

まとめ:鳥人間コンテストの放送事故

鳥人間コンテストで起こった放送事故について紹介しました。

過去には大怪我する自体もあったのですが、さまざまなことが改善され大怪我が少なくなってはきています。

しかし、危険とも隣り合わせで落下してしまうということは変わらずあるのは確かですね。

参考になれば、幸いです。

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