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サッカーボールの内蔵センサーの場所はどこ?VAR判定技術がすごい

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2022年12月2日に行われたワールドカップ「日本VSスペイン」戦で注目されたVAR判定。

サッカーボールに内蔵されているチップ(センサー)がすごいと話題になっていました。

「どこにチップがあるの?」と気になった方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ワールドカップで使用されたサッカーボールの内蔵センサーについてまとめてみました。

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目次

サッカーワールドカップのVAR判定技術がすごい

日本対スペイン戦で話題となった三笘薫(みとまかおる)選手のラインギリギリのボールアシスト。

インゴール判定となり、田中碧選手が決めたゴールが認められて日本に勝利をもたらしてくれました。

決勝ゴールの判定にはVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の確認が入ったのですが、わずか1mmというギリギリのラインで判定がインゴールとなりました。

この歴史的にも稀に見るゴール判定には、2022年のワールドカップから導入された内蔵チップ技術が使われています。

ちなみに、ボールのメーカーと内臓チップのメーカーは異なります。

内蔵チップによって正確なボールの位置を確認できるようで、位置解析にはソニーの技術も使われていることもわかりました。

ボールのメーカー:アディダス製のアル・リフラ
内蔵チップのメーカー:キネクソン社のセンサー
位置解析のメーカー:ソニー製のホークアイ

前大会までは、ソニーのホークアイ技術だけで行われたそうなのですが2022年からはキネクソンの開発したチップで測定することになったそうです。

ちなみにホークアイの役割は以下の記事にまとめられていました。

観客席の最前列前の外周に張り巡らせたアンテナとの連動で計測をしています。フィールドをマッピングしていることで、(直系約22センチの)ボールが(最大12センチの)ラインを割ったかどうか、割ってない場合はコンマ何ミリの単位でラインにかかっているかを測定できます。

日刊スポーツ

チップには「IMU(慣性計測ユニット)」という技術使われているようで、

加速度センサー、角速度(ジャイロ)センサー、3次元の慣性運動、並進運動、回転運動

などの情報が1秒間に500回送信されてくるそうです。

VARルームと呼ばれる場所でボールの位置をリアルタイムに計測することができるようですよ。

モニターがズラッと並んでいて、サッカーだけでなくバスケットボールやハンドボールでも活用されているようです。

また、運動データから選手の競技パフォーマンスや身体への負荷もモニタリングできるそうですよ。

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サッカーボールの内蔵センサーの場所はどこ?

気になる内蔵センサーについては、このようにボールの中心に設置されているようです。

中心で浮いているような感じになっており、ボールを蹴ったときに内部にあるバネの跳ね返りで動く位置を計測しているのだそうですよ。

ロケットに使用されている慣性センサー(IMU)が入っているということでかなり正確なデータが取れるのはすごいですよね。

トッププレイヤーともなると時速189kmのシュートを出す選手もいらっしゃいますが、あんなに蹴られてもデータが計測できているってすごいなあと関心してしまいます。

どうやら、サッカーボールは充電式のようで充電している投稿も見つけることができました。

充電時間はどれくらいで電池の持ちも気になるところではありますが、投稿にボールが4つあるということは1個あたり30分は持つのかもしれません。

ただ、ボール自体がパンクしてしまった試合もあるようですよ。

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サッカーボールの空気がなくなる事件も

2022年12月1日に行われた「カナダVSモロッコ」戦の後半8分の頃に公式球の空気が無くなるという珍しい事件ありました。

このアクシデントに試合は一時中断に。

その後、新しいボールに交換されて何事もなかったようにプレーは再開されたそうです。

もしかすると今回導入したセンサーが何か関係していたのかもしれませんし、今後の課題かもしれません。

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