
自衛隊芸人として知られているやす子こと安井かのんちゃん。
柔らかい癒し系の雰囲気のやす子さんなんですが、母子家庭で育ち、児童養護施設で過ごし、いじめなども経験したという壮絶なエピソードを持っていることがわかりました。
この記事では、芸人・やす子の生い立ちについてまとめてみました。
やす子(芸人)の生い立ちが壮絶だった
山口県出身のやす子さんは、壮絶な人生を歩んでこられました。
自衛隊になったのも家庭環境から離れるためということ1つの理由だったようで、幼少期は大変な環境で育ったそうです。
ここからは、やす子さんの生い立ちについて分かっている情報を紹介していきます。
やす子の生い立ち:母子家庭
山口県出身のやす子さんは、母子家庭で育ちました。
詳細な理由は明かされていないのですが、2歳の時に父親が突然いなくなってしまったそうです。
お母さん1人で育てていたということもあって、かなり貧乏だったのだとか。
どうやら、やす子さんには妹さんもいるようでバラエティ番組「それっていったいどうなの課」に出演された際に、20歳の妹がいるということを話していたことを話していました。
実は、お父さんとは2022年に再会されています。
やす子さんが有名になり、SNSのDMを通して『自分の生年月日、生まれた時間』などが一致することを話す方が出てきたところ、実の父親であることが判明しました。
23年間会ってなかったお父さんなんですが、話を聞いたところ、やす子さんと共通する点が3つ出てきたそうです。
元自衛官だった
水泳や柔道もやっていた
人見知りな性格で話し方も似ている
自分にはお父さんがいないと思って育ったため、芸人としてブレイクしてよかったと話していました。
やす子の生い立ち:性格は人見知りでマイペース
幼少期は、人見知りな性格で1人で田んぼなどで虫を取って遊んでいたのだそうです。
ただ、大人には心配を掛けたくないという思いから、話しかけてくれた方には励ますようなことを言っていたそうですよ。
小学生時代を知る友人からは、変わっている性格であることも明かされており「割り箸と磁石を持って、時間を止められる」ということを友達に話して不思議ちゃん認定されていたそうです。
いつの間にか友達も離れていったそうで、小学生時代は『しけちゃん』というあだ名でした。
湿気(しっけ)からきている。
教室の隅で1人でいたことから、冬場に壁につく湿気のようだったため付けられた
ちょっと変わった子ということは今でも変わらないかもしれません。
やす子の生い立ち:中学高校時代はいじめられっ子?
やす子さんなんですが、人見知りで集団行動ができなかったということからいじめにあっていたこともあったそうです。
14歳か15歳の時には、交通事故にもあってしまい急死に一生で助かったのですが貧乏だった家庭ということもあって家庭環境が悪化してしまったそうです。
親元を離れて生活していたこともあったそうですが、学費を払えない時期もあって「人生をやめちゃおうかなあ」ということ思った時期もあったのだとか。
高校時代には、女子が多い学校に進学していたそうで女子からハブられてしまい、3年間トイレで昼飯を食べるような時間を過ごされたのだとか。
高校では、いじめに遭った。「すごいネチネチした子」に「○○ちゃんって、ほんと女子だよね」と言ったことがきっかけで、「ハブられ」てしまい、「ずっと便所で3年間ご飯食べて」いたことも明かした。居場所は図書館だったという。
引用元:デイリー
居場所は図書室しかなかったそうで「ブタ」と呼ばれていたこともあったのだとか。
そんなやす子さんは、なぜ自衛隊を目指されたのかも話しています。
やす子(芸人)が自衛隊に入隊した理由
集団行動が苦手やす子さんが自衛隊になったのは、パチンコ店の面接に落ちてしまったからです。
詳しく話すと、家庭環境があまり良くなかったため『衣食住が揃っていて家を出られる』という条件が当てはまる就職先がパチンコ店と自衛隊の2つしかなかったそうです。
第一希望はパチンコ店だったそうです。
しかし、パチンコ店の面接に行ったところ、「安井かのんと申します、よろしくお願いします」と話した面接室のドアを開けて挨拶している時に、ドアが閉まった時にやす子さんもドアに挟まれてしまったのだとか。
その時、あまりの恥ずかしさに面接を放り出して帰ってしまい面接に落ちてしまったそうです。
それで、高校時代の担任に相談したところ「自衛隊に入りなさい」という流れになって自衛隊に入隊されたそうです。
家の事情もあって18歳で実家を出る必要があったので、自衛隊一択しか選択肢がなかったそうですよ。
やす子(芸人)が自衛隊から芸人に転身した理由
やす子さんなんですが、自衛隊員として活躍されていたのが18歳から20歳までの2年間でした。
ちなみに、現在でも即応予備自衛官という形で自衛隊に所属されています。
1ヶ月に1度の訓練を受けている元自衛官
災害派遣などでは、肩書きが「自衛官」となり活動する自衛官のこと
自衛隊時代に関しては『人生の中で一番愛された時間だった』と話しており、かなり気に入っていたそうです。
そのため、今でも元自衛官という肩書きで芸人をされているわけです。
どうしてそんな自衛官を辞めてしまったかというと、なんとなく『やーめた』という思いつきからだったそうですよ。
特に芸人になりたいという思いはなく、自衛隊時代に横須賀で活動していた元自衛官の友人から「漫才やってみたい!」というお誘いから、コンビを組むことになったそうです。
ちなみに、コンビ時代は『新人類』という名前だったのだとか。
すぐに、現在の事務所「ソニープロダクション」に履歴書を送りプロの芸人になりました。
履歴書が無くても事務所に所属できる。
履歴書を送った段階でプロの芸人となる。
すぐに舞台にプロとして上がってネタを披露できる。
すぐに二人は、プロの舞台に上がってネタを披露することになるのですが、一緒にコンビとして活動されていた友人が「怖くなった」ということで当日バックレてしまったそうです。
それから、やす子さんは現在のピン芸人として活動するようになったそうですよ。
芸人になってからも壮絶ですよね。