
ムツゴロウの愛称で親しまれている畑正憲(はたまさのり)さん。
2023年4月5日に心筋梗塞のため亡くなっていらっしゃるのですが、
ご存命の時に数々の破天荒な伝説を残されているんですよね。
この記事では、ムツゴロウさんの破天荒と言われた伝説エピソードについていくつか紹介します。
ムツゴロウの伝説エピソード9選
名前:畑正憲
愛称:ムツゴロウ
生年月日:1935年4月17日
動物好きでプロ雀士や作家などさまざまな活動をしていたムツゴロウさん。
1980年~2001年までは「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」という番組が放送されたり、動物好きのタレントさんで優しいおじさんというイメージがあると思います。
そんな優しいおじさんのムツゴロウさんには、過去に伝説と呼ばれた破天荒なエピソードがいくつあるんですよね。
ここからは、ムツゴロウさんの破天荒伝説エピソードについて紹介していきます。
ムツゴロウの破天荒伝説1:学歴は東大卒
ムツゴロウさんなんですが、実は東京大学理科Ⅱ類という学歴を持っている秀才なんですよね。
父親がお医者さんで赴任先の満州国で動物と触れ合うことが多かった少年時代の経験から動物好きになったと言われています。
また、高学歴ということで勉強にかなり打ち込んでいたかというとそうではなく、そんなに勉強することなく東京大学に合格してしまったのだとか。
東京大学では生物学を学び、その後、動物関連のエッセーで作家デビューを果たしています。
ムツゴロウの破天荒伝説2:記憶力が異次元
先程の東大卒に似ていることなのですが、ムツゴロウさんは数万人に一人と言われる瞬間記憶力の持ち主でもあります。
学生時代に1度読んだエドガー・アラン・ポーの小説を全て記憶してるというエピソードまでありました。
ムツゴロウの破天荒伝説3:麻雀好きでプロ雀士
また、ムツゴロウさんは麻雀好きとしても知られており、プロ雀士認定資格だけでなくプロ麻雀連盟の最高位である9段も取得されています。
麻雀好きの間ではかなり有名で、麻雀格闘倶楽部などのイベントにもレジェンドとして出場されています。
実は、麻雀の最高位というのは9段までなのですが、ムツゴロウさんの場合は10段の実力を持っているともウワサされています。
そんなムツゴロウさんが麻雀を始めたのは39歳の頃。
この当時は、胃のガンが見つかって療養中に始められたそうです。
ムツゴロウの破天荒伝説4:胃の全摘出と徹マン
ムツゴロウさんは、39歳の時に胃がんが発覚して、胃の全摘出手術をしています。
麻雀を始めたのはこの頃で、療養中に趣味として始められてました。
病院で静かに安静しながら楽しむために始めたということなのでしょうが、
胃の摘出手術をした直後に10日間不眠不休で麻雀を打ち続けられたそうです。
にわかには信じがたい話ですし、安静にしなければならない時に逆に体に悪そうなのでしょうが、よっぽど好きだったのでしょうね。
ムツゴロウの破天荒伝説5:借金3億円
ムツゴロウさんなんですが、2004年7月に東京サマーランド内の敷地に「東京ムツゴロウ動物王国」を開園しています。
しかし、集客が伸び悩み2007年11月に閉園となっていました。
そのことによりムツゴロウさんには3億円の借金を背負うことになりました。
ただ、その3億円も85歳の時には完済されています。
というのも動物関連のイベントに呼ばれることも多く、トークショーや撮影会なども好評だったからでした。
ムツゴロウの破天荒伝説6:中指ライオン事件
ムツゴロウさんなんですが、2000年に放送されていた「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」という番組の海外ロケで中指を無くしています。
ブラジルにある動物保護施設でのロケで、ライオンに噛みちぎられてしまったんですよね。
幸いなことに命に別状はなく、すぐに病院に行き縫われたそうです。
帰国後に会見を開き「ライオンは処置しないで」とお願いされていました。
怪我を負っても動物をかばっているところが、心から動物好きであることが伺えますよね。
ムツゴロウの破天荒伝説7:アナコンダからの生還
ムツゴロウさんなんですが、ライオン以外にも奇跡的な生還を果たしたことがありました。
1996年にブラジルにロケに向かい、念願だったアナコンダと対面したムツゴロウさん。
「平和なヘビ。攻撃性はあまりない」とムツゴロウさんは話しており、アナコンダを輪っかにして抱え込んだそうです。
すると、アナコンダはムツゴロウさんの頭をスポっと覆いかぶさり、締め上げました。
顎からは骨がミシッミシッという音が響き、絶対絶命のピンチになりました。
放送はされなかったのですが救出隊がすぐさま出動し、無事生還を果たしたそうです。
ムツゴロウの破天荒伝説8:ライオンに首筋を噛まれる
また、1999年にはアフリカ・ナミビアにてライオンとの対面をされています。
この時もライオンに大接近したところ、首筋にガブッと噛まれてしまったそうです。
また、首の骨からはミシッミシッという音も聞こえ、ライオンから首をしめられてしまったようで意識を失いました。
この時も救出隊によって生還されたのですが「感無量です」とコメントしていたそうです。
ムツゴロウの破天荒伝説9:アジア像からの生還
ゾウにふまれたことがありました。
ムツゴロウさんは、スリランカのロケで象使いの方に技術を習おうとしていました。
しかし、なぜか牙と唇の間にムツゴロウさんの手を挟みなぎ倒しました。
その後、大木をなぎ倒すくらいの力を持つ鼻でムツゴロウさんを倒し、右足で踏みつけようとしのだそうです。
あと、数10センチずれていたらムツゴロウさんは踏まれていたという状況でした。
ムツゴロウさんは「死にそうになった」とコメントしていたのですが、なんとか助かったそうです。