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格闘技で顔にワセリンを塗るのはなぜ?効果や自分で塗らない理由も紹介

ボクシングやRIZIN、ブレイキングダウンなどの格闘技で顔に何かを塗っているシーンを目にした方もいらっしゃるかと思います。

試合前にスタッフが選手にクリームのようなものを塗るのは実はいくつか大事な役割があるからなんですよね。

なんで顔にクリームみたいなの塗るの?

この記事では、ブレイキングダウンの試合前に顔にクリームのようなものを塗る理由について紹介します。

目次

格闘技で顔に塗っているクリームは何?

結論から言うと、格闘技イベントで顔に塗っているクリームは、ワセリン(人工油脂)になります。

最近では、Youtube企画「ブレイキングダウン」などで試合前には選手へのインタビューや選手入場などが行われた際に目にした方もいらっしゃるかと思います。

ステージに上がる前には、大会の運営スタッフに止められて塗られていました。

第5回試合の【瓜田純士VS平石光一】戦で平石さんの入場シーン

よく肌の乾燥だったり、赤ちゃんのスキンケアなどで使用されている方も多いと思います。

実はブレイキングダウンだけでなく、ボクシングなどの格闘技の試合などでも使用されているんですよね。

ではなぜワセリンを使用するのかというと、理由はいくつか存在するので以下で紹介します。

格闘技で顔にワセリンを塗る理由

ワセリンを塗る理由1:ダメージの軽減

ワセリンを塗る1つ目の理由は、ダメージを軽減させるためです。

ワセリン自体は、人工に作られた油脂のためヌルヌルとして滑るような素材のため、顔に塗っておくことでまぶたなどのカットしにくくなります。

ただ、完全に怪我をしなくなるわけではないですね。

ボクシング選手で、よくまぶたの上を切られてしまって怪我をされている方もよくますよね。

カットする理由は、グローブの縫い目ですれてしまうからです。

ワセリンを塗っておくことでクリーンヒットした時にダメージを抑え、なおかつグローブを滑らすことでカットを防いでいます。

ただ、激しい打ち合いになるとやっぱりカットしているシーンもチラホラあるため、完全ではないですが効果はあるようですよ。

ワセリンを塗る理由2:止血のため

2つ目の理由は、止血のためです。

そもそも、ワセリンには傷を治したり止血するための効果があるわけではありません。

ワセリンで傷にフタをするような役割があって、試合中に万が一流血しても汗や血で視界が奪われてしまわないようにするために塗ります。

流血時には一度、レフェリーストップとなることが多いのですが、視界不良で試合が負けにならないようにするために塗りますね。

格闘技で顔にワセリンを自分で塗らない理由

ブレイキングダウンの試合ではかならずスタッフの方がワセリン塗っているシーンがありますよね。

最初から、自分で塗って登場してもいいような気もしますが、実は大会のルール・第10条の中にこのような記載されていました。

ブレイキングダウンのルール(第10条)

第10条

3 選手は、競技オフィシャルの監督の下で顔面に塗布されるワセリン以外に、いかなる部位にもワセリン、油脂類、整髪料、滑り止め、マニキュア、ネイルアート、ペディキュア等一切の薬品、塗布物等を使用してはならない

ただし、女子選手の顔への化粧は、対戦する選手に不快感を与えず、競技にも支障を来さない程度において認められる。

4 選手は試合前に競技オフィシャルの監督の下、顔に適量のワセリンを塗布されてから試合に臨まなければならない

ブレイキングダウンのルール

どうやら、ワセリン以外のものは禁止となっており、しかも適量のワセリンを監督下で塗るということが書かれていました。

ボクシングの試合では、自分で塗ってから登場することができるんですよね。

ただし、運営が何を塗っているのかをチェックしたり、塗りすぎていないかをチェックするということをしないといけないんですよね。

ワセリンを塗りすぎていると、ダメージが入りにくかったり目に入って視界不良になってしまわないようにするために運営が塗っているのでしょうね。

また、そっちの方がチェックの必要もなく試合もスムーズに進行できるからということもあって、運営が塗ることにされているのでしょうね。

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