
24時間テレビのエンディングテーマとして歌われ続けている「サライ」。
2022年の放送をもって歌手の加山雄三さんがこの楽曲を歌うのは最後になりました。
どうして辞めることになったのか気になっている方もいらっしゃるかと思います。
この記事では、24時間テレビで加山雄三さんが「サライ」を引退される理由についてまとめてみました。
【24時間テレビ】加山雄三の「サライ」が最後
2022年8月28日に放送された24時間テレビ2022の放送をもって加山雄三さんが「サライ」を歌うことが最後となりました。
実は、番組放送前から報道でも明らかになっており番組が放送される2ヶ月前の6月28日にこのような報道がありました。
加山は高齢を理由に年内でコンサート活動を引退するため、国技館で同曲を披露するのは今回が最後となる。
引用元:中日スポーツ
サライと言えば、第15回の放送から同番組のエンディングテーマとして歌われ続けてきました。
当初は高齢が理由とされていたのですが、実は2022年の放送でこのような理由を加山雄三さんの口から話されています。
【24時間テレビ】加山雄三の「サライ」が最後の理由
加山雄三さんは、2022年の最後の年にサライを最後にする理由について嵐の二宮和也さんとの対談でこのように語っています。
「体が具合悪くなって倒れちゃって、復活してまず何が良かったかというと歌が歌えたこと。これはすごいありがたいなと思って、じゃあどっかでけりをつけなきゃいけないなと思ってね」
「でも音楽と縁を切るわけじゃない。音楽はやっぱり好きなんだ。やめられない。どんどん作らなきゃ」
「音楽というものは一生の親友だな」
実は、加山雄三さんなんですが、2019年、2020年と2回にわたって脳梗塞を患っていました。
2021年4月には音楽活動も再開されていたのですが、ファンの間では体調も心配されていたんですよね。
都内の自宅で緊急入院で搬送されたという報道が話題になり、すぐに退院できたそうなのですが本人的には「ついに来たか」と思ったそうです。
幸い、どこも悪くなく影響はなかったそうなのですが、年齢を考えると80歳超えというのが、今後歌を歌い続けることが難しくなってしまったということなのでしょうね。
【24時間テレビ】「サライ」が誕生した経緯
サライが誕生したのは、第15回(1992年)の24時間テレビで番組の企画の中で生まれました。
ちなみにサライという意味なんですが、ペルシャ語で””小さな宿”という意味でふるさとを意味しています。
当時、ダウンタウンがメインパーソナリティということで新しいことがたくさん生まれた年でした。
視聴者からの声を参考に当時、FAXで9000通以上もの歌詞がスタジオに届いたそうです。
24時間以内に曲を作らないといけないということやみんなで最後に歌うということで、わかりやすいメロディラインを意識して作成されたそうですよ。
1992年~2022年までというちょうど30年の区切りということで、卒業をこの年に選んだのかもしれません。
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